東京工業大学の生命理工学院 生命理工学系の横山友基さん(修士課程2年)が、8月28日に留学先のカリフォルニア州モントレーで行われた、 "32nd Annual Bojuka Judo Tournament(第32回恒例ボジュカ柔道大会)" にて準優勝しました。
この大会は、北カルフォルニア、中カルフォルニア、南カルフォルニアから36チーム、300名の選手が集まり、シーサイド高校で開催されました。
横山さんは自分の体重より2階級上の73kg級黒帯ディビジョンに出場し、体の柔らかさを生かして体格差のある相手を往なし、勝ち上がることができました。
8月初旬より東工大の留学プログラムを通して、カリフォルニア大学デービス校に留学していた横山さんは、スポーツでの異文化交流をしたいと、高校時代までの柔道の経験を生かすべくデービス校柔道部の門をたたきました。快い歓迎を受け、柔道部に留学期間限定で入部したことがこの大会出場のきっかけとなりました。
横山さんのコメント
まず、1ヵ月という短い留学にもかかわらず、私を快く歓迎してくださったカリフォルニア大学デービス校の柔道部、そして留学を後押ししてくれた親、留学情報館、和地研究室、その他関係者に感謝申し上げます。留学先でまさか柔道の大会に出るとは思ってもいなかったので、このようなサプライズがあるのもアメリカの素晴らしい国民性なのだと思います。
柔道を通して異文化交流をすることができ、そして柔道の大会にまで出場することができて非常にうれしく思います。実に7年ぶりの柔道の試合だったため、大きな怪我をせずに帰国することができて本当に良かったです。
今回の留学は、自由な時間が多い留学であったため、自分次第でどんな色にでも染められる留学でした。今回の準優勝は、このような留学において常に動き続けることを意識し、普段しないようなことにチャレンジし続けた結果だと感じています。行動障壁を低くして何かにチャレンジし続ける過程は、研究に対する姿勢にも通じています。これからもこの姿勢を忘れずに研究に励んでいきたいと思います。また、現在活動中の東工大ヨット部OBOGチームでも結果を出せるように頑張っていきたいと思っておりますので、応援よろしくお願いいたします。