東京工業大学学生支援センター未来人材育成部門学修コンシェルジュ窓口は、9月21日と24日に2022年度秋「大学院課程新入生ガイダンス」を開催しました。オンラインにて、日本語と英語で90分間のガイダンスをそれぞれ1日に1回、2日間で計4回配信しました。日本語では約90人、英語では約117人が、日本を含む21の国と地域からの参加がありました。
はじめに、益一哉学長からのビデオメッセージを上映しました。東京工業大学の前身である東京工業学校および東京高等工業学校の校長として25年余りにわたり工業教育に努め、日本の工業教育の進展のために多大な貢献を果たした手島精一校長の言葉を引用しながら、東工大大学院で学業生活を送る新入生に激励の言葉を贈りました。
続いて、学修コンシェルジュの学修支援専門員が共通のカリキュラムや履修の仕組み、および大学院課程の各種プログラム・教育課程、就職活動、留学、経済的支援、東工大の各種支援窓口などに関する情報を網羅的に説明しました。
日本語のガイダンスでは、現役大学院生4人が自身の研究や就職活動の体験談を語りました。英語のガイダンスでは、博士後期課程学生1人が大学院での研究生活の体験談を話し、学士課程学生2人が東工大で行われている新入留学生のための学生交流活動、キャンパス周辺の生活情報を紹介しました。
また、学生支援センター未来人材育成部門キャリア相談窓口は新入留学生のための「キャリア支援ガイダンス」として、大学院生のキャリアパスや日本での就職活動に関する基本的な情報を日本語と英語でそれぞれ約15分間説明しました。
講師を務めた現役学生は、学修コンシェルジュ・ジュニアとして東工大生向けの学修支援に携わる、物質理工学院 応用化学系の伏見涼さん(修士課程2年)、物質理工学院 応用化学系の秋本実乃里さん(修士課程2年)、工学院 機械系の濱岡遼真さん(修士課程1年)、工学院 機械系の住友啓允さん(修士課程1年)、情報理工学院 情報工学系の鄧笑奇さん(博士後期課程4年)、物質理工学院 材料系の金ナムギョンさん(学士課程2年)、融合理工学院 融合理工学系の大友志穂さん(学士課程3年)の7人でした。
7人の学生講師たちは、今後も新入生にとって有意義なガイダンスを提供できるように工夫していきたいとコメントを残しました。
参加者の声
参加した大学院課程新入生からは、アンケートで次のような感想が寄せられました。
- 注意しておくべき点を把握することができ有意義であった。説明していただいた方々、この場を設けていただいた方々に感謝したい。
- 2年間という短い期間の中で就活を意識しつつ授業・研究を行うイメージをつけることができた。
- 東工大での学修面でもそれ以外の活動でも必要な手順などが紹介されていて、よいガイダンスでした。配布資料を基に学修を進めていく気持ちの準備ができました。
- 今後必要な情報や情報を確認するためのリンクが提供されていました。特に、学生生活のタイムテーブルや学修のステップが紹介されていて、よくまとまったガイダンスだったと思います。
- いろいろ考えなければいけないことがあって、混乱していたので、とても助かりました。今後どうすればいいのかの方向性や、どこに行けば詳しい情報が得られるのかがわかってよかったです。ありがとうございます!
- 今日のガイダンスは、私たちが東工大で素晴らしい学生生活を送り、勉強や課外活動で最大限の利益を得るために、とても役に立ち、示唆に富んだものでした。
- 東工大で自分の道を切り開く方法を学ぶことができ、また、他の学生の体験談から学ぶことができた素晴らしい時間でした。
- 東工大が、様々な授業や活動、学生のキャリア支援を行っていることがわかり、大変感銘を受けました。
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