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第3回「InfoSyEnergy国際交流ワークショップ」開催 エネルギー・情報卓越教育院の登録学生が一堂に集結

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東京工業大学 InfoSyEnergy研究/教育コンソーシアム(ISE)とエネルギー・情報卓越教育院は「InfoSyEnergy国際交流ワークショップ」を9月30日に共催しました。
このワークショップは、エネルギー・情報卓越教育院の登録学生が研究紹介や成果発表を通じて、ISEの会員や協力機関、共催組織の関係者との交流を促し将来の共同研究の機会を提供する目的で、毎年英語で開催しています。

第3回目の今回は、オンラインと会場である大岡山キャンパス環境エネルギーイノベーション棟のイノベーションホールを併用した、ハイブリッド方式で実施され、学内外よりオンライン45名、対面48名の合計93名が参加しました。登録学生のほとんどが対面で一堂に顔を合わせる、教育院発足以来の機会となりました。

学生たちを前にあいさつする益学長
学生たちを前にあいさつする益学長

益一哉学長による会場での開会あいさつに続き、エネルギー・情報卓越教育院長でありISE代表も務める物質理工学院 応用化学系の伊原学教授から教育院とコンソーシアムの活動報告がありました。続いてワークショップ・チェアである物質理工学院 応用化学系の下山裕介教授による趣旨説明の後、ゲストによる講演が行われました。

教育院とISEの概要や活動について説明する伊原教育院長
教育院とISEの概要や活動について説明する伊原教育院長

ワークショップの開催趣旨を説明する下山教授
ワークショップの開催趣旨を説明する下山教授

始めに、本教育院の総括アドバイザーである工学院 機械系の岩附信行教授による、超スマート社会卓越教育院のプログラムや活動の説明に加え、同教育院と連携する超スマート社会推進コンソーシアムの紹介が行われました。

ビデオで講演をするゴニーム教授
ビデオで講演をするゴニーム教授

基調講演では、マサチューセッツ工科大学エネルギー・推進研究センターのアーメッド・ゴニーム教授が、「効率的な太陽熱化学グリーン水素と合成ガス製造(Efficient Solar Thermochemical Green Hydrogen and Syngas Production)」と題して、グリーンエネルギーとして注目される水素燃料についての問題点、その解決策としての熱化学利用技術についての課題を挙げ、太陽光エネルギーの蓄積と余熱を利用したリアクター・トレイン・システムを紹介し、その中で使用される熱化学的酸素ポンプの仕組みなどについて講演しました。

続いて、ISE の会員企業である川崎重工株式会社、デロイトトーマツコンサルティング合同会社および株式会社IHI の3社が、エネルギー×情報の観点で、ゼロカーボンに向けた企業の取り組みと仕事の魅力を学生にアピールしました。

学生セッションでは、イノベーションホールと緑が丘ホールの2会場に参加学生が分かれ、英語での研究発表を行いました。エネルギーキャリアやエネルギーシステム、デバイスシステム、畜エネルギー、将来技術など様々な研究分野の熱のこもったプレゼンテーションに、参加者は真剣に耳を傾けていました。

2会場から配信された学生セッション

2会場から配信された学生セッション

最後に、伊原教育院長から学生たちに向けて、今回の研究紹介をファーストステップとして、次回は2022年12月13~17日にハワイでの開催予定をしている国際フォーラムで、海外の一線の研究者やISE会員との議論を深め、多様な視点から研究を進めてもらいたいというメッセージを伝えました。同時に、講演者や参加者への謝辞を述べて会を締めくくりました。

それぞれの会場で撮影した集合写真

それぞれの会場で撮影した集合写真

お問い合わせ先

エネルギー・情報卓越教育院 マネジメント業務統括室

Email management_office@infosyenergy.titech.ac.jp
Tel 03-5734-3262


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