東京工業大学 国際教育推進機構は、11月2日の午後12時半頃から昼休みの時間を使い、国際交流を目的としたガーデニングイベントを大岡山キャンパス西1号館留学生ラウンジにて開催しました。
参加者は日本人学生と留学生を合わせて15人でした。球根やプランターの数に限りがあるため人数を制限しましたが、予約開始日には約1時間で予約が定員に達しました。
当日は、ヨーロッパやアジア出身の参加者が5つのチームになり、チームメンバーの頭文字や、好きな日本語、チューリップの色などにちなんで、それぞれが個性豊かなチーム名を話し合いで決めてプランターに付けるラベルを作成しました。
実際ガーデニングをした30分間、加える土の分量や植え付ける球根の位置をチーム毎に真剣に考え、日当たりの良い場所を選びながらプランターを移動させ、その後水やりをしました。赤、黄、ピンク、紫の4種類のチューリップの球根を、各チームが咲くときの並び方をイメージしながら工夫して植えました。
ガーデニング後、参加者は留学生ラウンジへ戻り、日本独特の定型詩である「俳句」について国際教育推進機構の川島佐保特任准教授のミニレクチャーを受講しました。配布されたワークシートの日本語をもとにして、参加者は日本語で俳句作りにチャレンジしたり、英語で詩を作ってみたりと、思い思いにガーデニング直後の気持ちをオリジナリティ溢れる言葉で表すことで楽しみました。
学生の作成した俳句・詩
「はるをまつ なかまとともに ガーデニング」
(日本人学生)
「My coffee is warm The sun shines, the air is crisp Appreciate life」
(英国からの留学生)
大切に水やりを続け、冬の間に芽が出て春には色とりどりの花が咲くようにとチームで語り合いながら、イベントは終了しました。
参加者の感想
よい学生交流ができて、私達はみんな友達になりました。
英語で会話するのをいつもためらいますが、思ったよりもお話ができました。
ガーデニングもグループでの話し合いも楽しく、チーム名も気に入っています。
祖国フランスで子供の頃に家の庭のガーデニングをしていたので、懐かしかったです。
俳句を書くことも好きになりました。
集まったメンバーの国籍が全員違いました!皆でかかさず水やりをします。
植えた球根の花が咲くのをワクワクして待っています。
スタッフが優しかったので参加しやすかったです。