東京工業大学ヨット部OB・OGの大学院生らで構成されるチームGRADs(グラッズ)が、2月24~26日に三河みとマリーナ(愛知県豊川市)で開催された「セイル・オン第11回 JYMA選抜 大学対抗 & U25ヨットマッチレース 兼 2023全日本ユースマッチレース選手権大会」に出場し、3位に入賞しました。
この大会には、GRADsをはじめとした大学ヨット部OB・OGチームや未来の五輪選手を育てるHOPE育成プログラムに参加する学生などの11チームが参加し、強風が吹く中3日間にわたってレースが行われました。GRADsは予選を全勝で通過し、東工大チーム初となる3位入賞を果たしました。
GRADsメンバー
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所属はレース時点のもの
- 八鍬佑樹さん 生命理工学院 生命理工学系 修士課程1年
- 横山友基さん 生命理工学院 生命理工学系 修士課程2年
- 萩生田汐音さん 環境・社会理工学院 建築学系 修士課程2年
- 井戸達彦さん 理学院 数学系 2021年卒業
- 河合雅行さん 物質理工学院 応用化学系 修士課程1年
このチームは、引退後もヨットを続けたい東工大ヨット部のOB・OGの有志者が集まり結成されたチームで、大学院生としてそれぞれの研究に勤しむ傍ら、定期的に時間を作ってヨットに乗っています。普段はTTMTというチーム名で年間を通してさまざまな大会に出場しています。今回、TTMTからは八鍬さん率いるチームGRADsと吉田駿之介さん(物質理工学院 材料系 学士課程4年)率いるチームTokyo Tech Sailing Teamが出場しました。
チームGRADs代表 八鍬さんのコメント
僕たちのチームは今回の大会を目標に1年間活動してきたので、3位入賞という結果はとても嬉しいものでした。修士1年の僕と河合は、自分たちをチームに誘ってくださった先輩方に恩返しがしたいと思っていたので、このチームで最後に結果を残すことができて本当に良かったです。また、この大会には後輩のチームも出ており、引退後もヨットを続けるメンバーが着々と増えていることも嬉しかったです。
今までチームが取り組んできた活動の成果や、数少ない練習の1回1回を大切にしてきた姿勢が今回の結果につながったと感じています。毎回の練習から得られる経験を余すことなく身につけ、積み重ねることで実力を上げていく過程は、研究に対する姿勢にも通じています。来年の大会へ向けて、これからも練習を重ねていくので、応援よろしくお願いします。
レーススタート直前、強風により荒れた海に乗り出すGRADsのメンバー(Photo by Ayascape Photography)
初の3位入賞を果たしたチームGRADsのメンバー(左から八鍬さん、横山さん、河合さん、井戸さん、萩生田さん)
東工大ヨット部とは
部活動としても歴史が古く、一般社団法人くらまえ潮会という会員数400名を誇る体育会ヨット部OB/OG会が、「一人前のセーラーを育てることは、すなわち一人前の社会人を育てること」をモットーに、現役部員の活動を全面的に支援しています。
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