3月9日から11日までの3日間、東京工業大学 超スマート社会卓越教育院は「映像制作ワークショップ」を大岡山キャンパスにて開催しました。映画・CMディレクターとして活躍する大澤広暉氏を講師に迎え、「もともとショートフィルムを作っている」「ホームページに動画コンテンツを載せるなど、映像利用の幅を広げたい」といった動機で参加した学生・教職員14人が映像制作のノウハウを学びました。
ワークショップ開催概要
ワークショップ1日目
- 映像制作レクチャー(映画の構成・ログライン、カメラショット・アングルなど)
- グループでストーリーボード制作
1日目は映像制作の基本知識のレクチャーから始まりました。ハリウッド映画特有のストーリー構成や「意図を持って映像をつくる」ということなど、視覚に訴える映像づくりの基本について学びました。午後からはグループに分かれ、今回制作する動画のアイデア出しをしました。「東工大」または「教育」をテーマにストーリー構成を話し合い、ストーリーボードを制作しました。
ワークショップ2日目
- 映像制作レクチャー&実演(カメラショット・アングル、照明)
- 大岡山キャンパスにて撮影実践
2日目はカメラ、照明を使った撮影テクニックの実演から始まり、カメラのアングル・ショットサイズなどが解説されました。午後はグループごとに大岡山キャンパスのあらゆる場所で撮影。撮影中は大澤氏が各グループを回り、印象的な映像となるようにアドバイスがありました。
ワークショップ3日目
- 最終編集作業
- 上映会・講師によるフィードバック、修了書・優秀賞の表彰
3日目は前日撮影した映像の編集作業からスタート。
大澤氏と超スマート社会卓越教育院のオンライン教育TAによる編集のアドバイスがあり、こだわり抜いたBGM、衣装・小道具、カメラワーク、ストーリーによる、オリジナリティあふれる動画が完成しました。
午後は完成動画の上映会が行われ、大澤氏から「どれも制作の意図が感じられる力作である」とコメントがあり、「未来を開く」をテーマにした「動画タイトル:扉の向こうへ」が優秀賞として表彰されました。
参加者からは「時間が足りなかったが勉強になり楽しかった」といった感想が寄せられ、有意義な学習となったワークショップは盛況のうちに終了しました。
- 映像制作ワークショップ開催報告|SSS Online
- 超スマート社会卓越教育院
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- 学生の想像力に刺激を与えた「音声編集・映像制作オンライン・ワークショップ」を開催|東工大ニュース