国立大学法人東京工業大学（以下、東京工業大学）と楽天モバイル株式会社（以下、楽天モバイル）は、6月1日から「楽天モバイル次世代エッジコンピューティング・ネットワーク協働研究拠点」（以下、本協働研究拠点）を東京工業大学オープンイノベーション機構および超スマート社会卓越教育院の支援のもと設置しました。
（左）東京工業大学 学長 益一哉 ／（右）楽天モバイル 代表取締役 共同CEO 鈴木和洋
本協働研究拠点では、新たな顧客価値創出を目的とし、5Gおよびマルチアクセスエッジコンピューティング（MEC）基盤を活用したユースケース開発に関する研究を行います。また、超スマート社会卓越教育院の組織を活用して領域横断的な研究活動の実施、および東京工業大学やその周辺環境での実証実験を行い、社会課題解決への寄与や、楽天モバイルでの新サービス展開・既存サービスへの応用などを目指します。
「楽天モバイル次世代エッジコンピューティング・ネットワーク協働研究拠点」概要
設置部局
東京工業大学 超スマート社会卓越教育院
設置期間
2023年6月1日～2026年5月31日（予定）
研究題目
5Gネットワークおよびマルチアクセスエッジコンピューティング（MEC）基盤を活用したユースケース開発に関する研究
研究内容
- 1. Vision HCI・AI
- 2. ロボット分散協調制御
- 3. 多感覚伝送
- 4. 電波による人感センシング
- 5. IoT・デジタルツインのコマース活用
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研究内容については変更の可能性があります。
体制
拠点長
東京工業大学 超スマート社会卓越教育院 教育院長・工学院 電気電子系 教授 阪口啓
副拠点長
楽天モバイル エンタープライズプロダクトマネジメント本部 5Gビジネスソリューション企画部 部長 田中由紀
将来展望
東京工業大学と楽天モバイルは、2021年3月より5Gを活用した研究開発などさまざまな取り組みを進めてきました。また東京工業大学が設立した「超スマート社会推進コンソーシアム」と連携し、超スマート社会（Society 5.0）の実現に向けたイノベーションの創出を目指し共同研究を行っています。今回新たに本協働研究拠点を開設することで、さらに両者の連携を深め、各研究分野での双方の発展を図ります。
- プレスリリース 楽天モバイルと「楽天モバイル次世代エッジコンピューティング・ネットワーク協働研究拠点」を設置 —5GおよびMEC基盤を活用したユースケース開発に関する共同研究を開始—
- オープンイノベーション機構
- 超スマート社会卓越教育院
- 超スマート社会推進コンソーシアム
- 工学院 電気電子系
- 楽天モバイル
お問い合わせ先
東京工業大学 総務部 広報課
Email media@jim.titech.ac.jp
Tel 03-5734-2975 / Fax 03-5734-3661
楽天モバイル株式会社 広報部
Email rmobile-pr-s@mail.rakuten.com
Tel 050-5817-4170