11月12日午後に大岡山キャンパスにて、震度6強の地震を想定した総合防災訓練を実施しました。
総合訓練では、各地区に自衛防災地区隊を編成し、安否確認を行うと共に、学長を本部長とする非常災害対策本部を設置しました。そして、各班に分かれてすずかけ台キャンパスとの情報伝達をはじめ、施設の安全点検、特殊材料ガスや放射線の漏洩の確認、避難人数の把握、炊き出し等の訓練を行いました。また、地震の後に本館で火災が発生した想定で消火訓練が行われ、田園調布消防署による放水、また逃げ遅れた者の救助等が行われました。
総合訓練の後、田園調布消防署長より講評があり、非常災害対策本部を設置して情報を集約、判断する仕組みを作り、訓練をしたことに対し、高い評価を頂きました。
個別訓練においては、今年から初めてトリアージ(負傷者を重症度、緊急度などによって分類し、治療や搬送の優先順位を決めること)訓練を実施しました。アメリカンフットボール部と剣道部の参加の下、重傷者の区分を行い、布担架で負傷者を運ぶ実習を行いました。その後、応急処置法や、倒壊家具からの救出訓練で各種工具の使用方法等を学びました。
その他にも、地震体験車や火災時の煙を体感する「煙体験ハウス」、消火器の取り扱い等の訓練が行われ、学生、教員、職員等数多くの参加があり、様々な訓練を通して、改めて防災の意識を高める機会となりました。
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