東京工業大学に在学中の正規課程学生に対して6月28日午後に送信したイベントの案内メールに、学生の個人情報が入ったファイルを誤って添付する事案が発生しました。
該当のメールは東京工業大学 学生支援センター未来人材育成部門が主催する「キャリア何でも相談会」の告知メールです。添付されていたファイルは送信先メールアドレスを設定するためのものですが、本学の正規課程に在籍する学生約1万件の個人情報が含まれていました。学生・教職員が使用する教務システム上の操作を誤った結果、同在籍者のうちメール送信可能な学生へ送信されました。ファイルに含まれていた個人情報には、氏名や大学発行のメールアドレスが含まれている一方で、住所や生年月日のような情報は含まれておりませんが、詳細な項目については学生保護の観点から非公開とさせていただきます。
現在は二次被害を防ぐため、メールを受信した学生に対して該当ファイルの削除をお願いし、相談窓口を設置している状況です。なお、学外への漏洩や情報の悪用など、二次被害については現在のところ確認されておりません。
今回このような事案が発生し、関係者の皆様に大変なご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。
本件に関する事後策については早急に対応を検討するとともに、今回の事案を深く受け止め、今後、このようなことがないように、原因究明と再発防止を徹底いたします。