東京工業大学では、更なる教育の質の向上を目指し、平成26年度より工学部を中心に教育改善活動の試行を実施しています。今年度の前学期には、工学部7学科が計11科目について取り組みました。
この活動について、10月29日に教育推進室主催の報告会が開催されました。他学部・学科にも今後の教育改善の方法を示し、成果や課題の共有を図りながら、それぞれの学科での継続的取組を促すことを目的としています。各学科代表の教員33名が参加しました。
本報告会では、事前に報告書を提出してもらい、特に好事例となる工学部3学科と、以前より教育改善に熱心に取り組んでいる理学部が報告を行いました。授業参観や新しいクラウドサービスを用いたアクティブラーニング、学生のネームプレートの活用、学生相談室の設置等、それぞれの独自の取組が紹介されました。参加者からも多くの質問や意見が挙がり、活発な議論が交わされました。
報告会後に回収したアンケートには、「大変有益な企画なので、今後もより多くの教員が参加できる形で開催を希望する。」「それぞれの取組を学科にフィードバックしたい。」等の意見が記載されており、大変好評を得た報告会となりました。
お問い合わせ先
学務部教務課教育企画グループ
TEL:03-5734-7602
Email : kyo.kyo@jim.titech.ac.jp