東京工業大学陸上競技部は、6月10日に開催された第71回東京地区国公立大学対校陸上競技大会に出場し、男子トラックの部で1位、男女総合、男子総合それぞれで3位の成績となりました。男子トラックの部1位は同部史上初の快挙となります。
陸上競技では各種目1位~8位に8~1点が与えられ、その総和により順位が決まります。同部は男子トラックの部において複数種目で入賞、中でも800m、1,500m、5,000mではそれぞれ3人ずつが入賞、その他の種目においても上位の入賞者を出して得点を重ね、1位を勝ち取りました。また、フィールド競技においても男子走幅跳で3人が入賞、男子三段跳でも複数人が入賞と跳躍陣が活躍しました。女子の部は、人数が少ないながら800mで複数得点し、3,000mでも得点するなど善戦した結果、総合において上記の成績をおさめることができました。
理学院 化学系の仙波祐太さん(学士課程3年、中距離パートチーフ)のコメント
対校男子800mと1,500mに出場しました。1日に3本とタフなレースで自己ベストとはなりませんでしたが、無事に2種目とも入賞することができてよかったです。中距離パートチーフとして中距離パートメンバーを引っ張っていくだけでなく、学業の方も両立して頑張っていきたいです。
学術国際情報センター 杉野暢彦教授(陸上競技部長)のコメント
出場した選手の皆さんが、それぞれの種目で実力をしっかり発揮した結果がこの成績につながったと思います。特に、修士課程学生、学士課程4年生や高校から続けている若手経験者など各種目の主力選手の活躍が顕著で、それに続く学生が引っ張られて複数入賞につながっていたように感じられました。さらに、本大会からは、長い間新型コロナの影響で禁止されていた声による応援が戻ってきて、それが選手を強く後押ししたようです。その旨のコメントが出場選手それぞれからも多く聞かれました。出場選手にも、組織的に応援を送った部員全体にも、また、当日朝から補助員として大会を支えてくれた部員、そして、競技の記録をとるなどサポートしてくれたマネージャの皆さん全体で取り組んだ素晴らしい結果だと思います。この結果は、今後の各自の競技、そして、今後の対校戦に向けても大変弾みになると思います。
当日は、陸上競技部に過去在籍していた卒業・修了生の方々も応援に駆けつけていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
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