東京工業大学は、スペインのバスク大学と全学協定および授業料等不徴収協定を締結しました。
11月1日、バスク大学のエヴァ・フェレイラ学長一行が東工大を訪れ、本学からは益一哉学長、林宣宏副学長(国際連携担当)、科学技術創成研究院の細田秀樹教授、工学院 機械系の武田行生教授が一行を出迎えて懇談を行い、調印式を実施しました。
これまで本学は、科学技術創成研究院とバスク材料応用ナノ構造研究センター(BCMaterials※)との間、また工学院、物質理工学院、環境・社会理工学院とバスク大学 工学部との間で、それぞれ部局間協定に基づく活動が行われてきましたが、協定が全学レベルに広がったことで、共同研究・学生交流がますます活性化すると見込まれます。
この協定に基づき相互に教員を派遣して教育・研究活動を行うことは、両大学にとって大きなメリットとなります。また授業料等不徴収協定に基づき1年以内の派遣交換留学が可能となり、学生にとっては留学先の選択肢が広がりました。
今まで本学はスペイン、スペイン語圏に全学協定および授業料等不徴収協定がありませんでしたが、今回のバスク大学との協定締結を機に、スペイン、スペイン語圏におけるさらなる国際連携が期待されます。
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BCMaterials(Basque Center for Materials, Applications and Nanostructures):バスク科学技術財団とバスク大学の共同で設置された研究所。研究者の多くはバスク大学の教員。
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