東京工業大学は、4月3日大岡山キャンパス体育館にて、令和6(2024)年度入学式を執り行いました。
本年10月に東京医科歯科大学と統合し東京科学大学となるため、「東京工業大学」として最後の入学式となりました。
学士課程は11時から、大学院課程は14時から挙行した式には、学士課程約1,100人、大学院課程約1,300人の新入生とそのご家族等、および学長、理事・副学長、監事、各学院長、リベラルアーツ研究教育院長、科学技術創成研究院長、附属図書館長、来賓が出席しました。ご家族等には、体育館の他に別会場(70周年記念講堂・ディジタル多目的ホール)でも参列していただきました。
2024年度の4月入学者数は、学士課程(編入等含む)1,163人(うち留学生46人)、大学院課程では修士課程1,629人(うち留学生214人)、専門職学位課程24人(うち留学生2人)、博士後期課程313人(うち留学生100人)の計1,966人、総計3,129人(うち留学生362人)です。
最初に、東工大管弦楽団の演奏で、東工大混声合唱団コール・クライネスとともに列席者一同で大学歌を斉唱しました。次に、益一哉学長が式辞で、困難な状況の中で努力を続け、入学や進学を果たした新入生とご家族に対してお祝いの言葉を述べました。式辞の最後には、東工大のシンボルマークに触れ、「このツバメのマークは技術革新の拠点である東工大を象徴しており、東工大は新しい経験や知識、指導を求めている新入生にとって、それらを提供できると確信ししているので、今日からアクティブに活動し、目の前にあるチャンスを最大限に活用してほしい」と、力強いメッセージで激励しました。
続いて、本学同窓会「一般社団法人蔵前工業会」の井戸清人理事長(1973年理学部 数学科卒業)と東京ガスiネット株式会社の鴫谷あゆみ取締役会長(1988年大学院理工学研究科 経営工学専攻修了)が来賓の祝辞を述べました。
その後、学士課程新入生総代として情報理工学院の佐瀬修磨さん、大学院課程新入生総代として物質理工学院 応用科学系の長谷川花音さん(修士課程)が答辞を述べ、これから始まる東工大生活での抱負を語りました。
新入生のみなさん、ようこそ東工大へ。ご入学おめでとうございます。
なお、益学長の式辞は下記のページからご覧いただけます。