5月8日、東京工業大学留学生会（以下、TISA）が運営する「2024年春のウェルカムパーティー」が学生支援課協力のもと東工大蔵前会館くらまえホールで開催され、新入生、在学生、教職員、ボランティアなど、60ヵ国以上の国からさまざまな文化的背景を持つ約230人が参加しました。
参加者全員での集合写真
パーティーの初めには初対面でも交流しやすいようにビンゴゲームが行われ、参加者の緊張をほぐす工夫が見られました。他にもカードゲームなどが用意され、会場は終始笑い声が絶えない様子でした。
続く開会式では、参加者は最初にTISAの活動について学び、その後、益一哉学長と蔵前工業会 井戸清人理事長からの新入留学生への歓迎スピーチや、国際交流のためのプログラム紹介に耳を傾けました。益学長と井戸理事長からの前向きな励ましのメッセージは、新入生と在校生を含め参加者全員に新たなモチベーションを与えました。また益学長、井戸理事長を囲んで200人以上が収まった集合写真の撮影は、またとない貴重な機会となりました。
蔵前工業会の井戸理事長
歓迎のあいさつをする益学長
東工大生協からはハラールやベジタリアンなど、多文化イベントであることを考慮したさまざまな種類の食べ物が用意され、参加者はグループになっておしゃべりをしながら食事を楽しみました。食後に行われたトリビアゲームは白熱した展開で盛り上がり、ゲームの勝者には東工大ロゴ入りグッズが景品として贈られました。
食事を楽しむ参加者
閉会後には多くの参加者から感想が寄せられ、イベントを楽しみながら交流できたことがうかがえました。また参加した日本人学生の多くも、留学生との交流によって互いに経験や語学スキルを共有できたことが分かりました。一つひとつの貴重なコメントをもとに、今後もTISA運営委員、ボランティアの皆で協力し、イベントのさらなる改善を目指していきます。
参加者のコメント（留学生）
とても楽しかったです。このイベントを開催してくれてありがとうございました。
新しい人との出会いには最高のイベントでした。時間があっという間に過ぎてしまい、もっと長く続いて欲しかったです。
イベントはとても楽しかったです。ありがとうございました。MCが面白かったです。
素晴らしいパーティーを開催してくれてありがとうございました。ビンゴのアイデアは天才的でした。初対面の学生同士で積極的に話し、たくさんの新しい友達ができました。今年日本に来たばかりですが、このイベントでたくさんのことを学び、楽しい時間を過ごしました。世界中の人々と話すのはとてもクールで、社交の輪が広がりました。次のイベントが待ちきれません。TISAの公式インスタグラム アカウントもフォローし始めました。イベントを徹底的に楽しむことができました。特に出されたピザがとても美味しかったです。
参加者のコメント（日本人学生）
パーティーの流れがスムーズで、多くの人と自然に交流でき、とても楽しかったです。内容に当てはまる人を探して埋めていくビンゴでは、多様なお題が書いてあり、さまざまな国の人と会話することができました。国際性を深める場としても非常に良く、留学生だけでなく、英語でのコミュニケーション機会を求めている日本人学生にもお勧めです。
パーティーはとても楽しかったです。流れがスムーズで、自然に新しい人と交流できました。ビンゴゲームは素晴らしく、多様なプロンプトがあり、世界中のさまざまな人とチャットできました。これは異文化を体験するクールでリラックスした方法でした。国際学生にはもちろん、英語をリラックスした環境で練習したい日本人学生にもお勧めします。このようなイベントは、人々をグローバルに楽しくつなげるために最適です。
参加者のコメント（イベントチーム）
参加者から非常に高い評価と良いフィードバックを受け取れてうれしいです。企画からリハーサル、実施までのプロセスを楽しみました。素晴らしいパーティーを見て達成感がありました。
イベントはスムーズに進行し、当日予期しないことが起こったにも関わらず、成功しました。イベントチームは責任感があり、その場で問題を処理できました。この素晴らしいチームと一緒に働くこと、新しい人々と出会うことが誇りです。皆が経験豊富で責任感のあるプロフェッショナルに成長するのを見るのは感動的です。
TISAウェルカムパーティー運営責任者のコメント
ミカエル・ウィジャヤ（Mikael Wijaya）さん（環境・社会理工学院 融合理工学系 学士課程3年）
再びTISAウェルカムパーティーが大成功しました。TISAが準備と運営を見事に成し遂げたことを非常に誇りに思います。TISAの会長として、また主要なコーディネーターの一人として、大学からのサポートに感謝しています。大学は食事や飲み物の費用を提供し、一部の設備を貸し出し、会場を予約し、益学長と井戸理事長が多忙の中、時間を割いて参加してくださいました。また、TISA運営委員、ボランティアチーム、そして大学コミュニティの創造的で勤勉で情熱的な仲間たちに囲まれていることに感謝しています。これらの人々とともにパーティーを成功させるために働くことができたのは非常に楽しい経験でした。このウェルカムパーティーが皆にとって素晴らしく有意義な経験となり、これからの生活の中で役立つことを願っています。そして、イベントでの楽しさが皆の1日をより良いものにしたことを心から願っています。TISA運営に参加し、TISAコミュニティに関わることは、私の人生で最良の決断の1つであり、このウェルカムパーティーの計画と運営の経験はそれを確信させるものでした。これからもTISAと皆さんとの新しい経験を楽しみにしていますので、ぜひ次回も参加して一緒に楽しみましょう。
アユブ・イリアス（Ayoob Ilyas）さん（環境・社会理工学院 融合理工学系 学士課程3年）
ウェルカムパーティーが再び大成功を収めたことをうれしく思います。この2年間、Taki Plazaで開催していましたが、参加者数の増加に伴い、蔵前会館に戻しました。多くの人にとって初めてのことであり、すべての計画をゼロから立て直す必要がありました。緊張も高まりましたが、皆で力を合わせて乗り越えました。これは東京工業大学にとっても最大のイベントの1つです。学生支援課やメンバー、ボランティアの支援のおかげで、この成功が実現しました。皆が歯車のように互いに支え合い、これまでの経験を生かしてこの大イベントを成功させました。TISAの一員として、私自身も存分に楽しみました。参加者全員が楽しんだことを願っています。
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