8月11日から8月17日、東京工業大学の益一哉学長がインドネシア共和国の協定校を表敬訪問しました。また、同国の東工大卒業生らと交流を図るため、インドネシア蔵前会発足式などの一連のイベントに出席しました。
表敬訪問として、本学との全学協定校であるインドネシア大学、ガジャマダ大学、バンドン工科大学、および部局間協定校のサンプルナ大学を訪れました。各大学への訪問では、東京医科歯科大学との統合によって設立される東京科学大学(Science Tokyo)の紹介や、今後のさらなる国際交流・産学連携等の可能性についての活発な意見交換が行われました。
また、3都市3大学(ジャカルタ:サンプルナ大学、ジョグジャカルタ:ガジャマダ大学、バンドン:バンドン工科大学)において、Tokyo Tech Alumni and Friends Gathering(東工大同窓会)を開催し、合計約170人の東工大同窓生、および東工大への留学を希望する現地学生らが参加しました。本イベントでは、益学長が現在の東工大の取り組みについて講演を行い、同窓生へこれまでの感謝を伝えるとともに、 Science Tokyoへの応援を呼びかけました。講演後のレセプションではどの会場においても、同窓生らが思い出話に花を咲かせ、近況報告をしあうなど、久々の再会を大いに喜び楽しみました。
またガジャマダ大学においては、インドネシア蔵前会発足式も開催されました。東工大では2023年5月時点で118人のインドネシアからの学生が学んでおり、留学生数を国籍別にみると2番目に多い国となっています。帰国後においても同窓生間のネットワークは世代を超えて強く、益学長のインドネシア訪問に伴い、14ヵ所目の東工大海外同窓会としてインドネシア蔵前会(Kuramae-Indonesia)が発足しました。
発足式では、東工大卒業生であるガジャマダ大学前学長 パヌト・ムリオノ教授が、初代インドネシア蔵前会会長として蔵前会発足宣言を行い、益学長が祝辞を述べました。Science Tokyo 大竹尚登理事長候補および蔵前工業会理事長 井戸清人氏からの祝賀ビデオメッセージも放映され、同窓生らは大きな拍手で蔵前会発足を祝いました。
今回のインドネシア訪問における東工大同窓生との一連のイベントは、東工大特定准教授を兼務するサンプルナ大学のファリド・トリアワン准教授、Tokyo Tech Alumni Ambassadorであるバンドン工科大学のマナハン・シアラガン助教、ガジャマダ大学のベニ・レスタリ研究員による多大な協力のもと開催することができました。
東工大はScience Tokyoに生まれ変わりますが、これからも創立143年の長い歴史における国内および海外同窓生との絆を大切にし、さらなる応援・期待に応える大学であり続けます。
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- 海外同窓生との連携(Tokyo Tech Alumni Ambassador)|国際交流
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- ガジャマダ大学
- バンドン工科大学
- サンプルナ大学