東京工業大学は、「スーパーグローバル大学創成支援事業」の支援期間終了にあわせて外部評価を実施し、その結果を広く学内外に共有するために外部評価報告書を作成、公表しました。外部評価は本学が独自に実施したものであり、2022(令和4)年度に続き2回目の実施となりました。
2014(平成26)年度に採択された本学のスーパーグローバル大学創成支援事業(以下、SGU)の構想名は、「真の国際化のためのガバナンス改革によるTokyo Tech Quality(トーキョー・テック・クオリティ)の深化と浸透」で、本学の教育研究の質と実を「Tokyo Tech Quality」と定めて深化させ、世界に浸透させることを目的として事業を推進してきましたが、10年の支援期間を経て、2023(令和5)年度に最終年度を迎えました。
今回の外部評価はこれまでの構想を振り返り、自走化および事業の横展開に向けた意見や助言を今後に生かしていくために実施したものです。この報告書は、2022年度に実施した分と併せ、東工大スーパーグローバル大学創成支援事業のページでご覧いただけます。
外部評価は前回と同じ3人の有識者にお願いし、本学がSGU事業を通じて取り組んできた改革とそのインパクトについて、幅広に意見を募りました。外部評価委員からは、ガバナンス改革における学長の強いリーダーシップと教育研究における取り組みに対して高い評価を受けるとともに、本事業における取り組みを継続・発展させていくための数多くの建設的な助言や提言がありました。さらに、本学と同じくSGU事業に採択されている東京医科歯科大学との統合で誕生する東京科学大学(Science Tokyo)に対する意見も寄せられました。
SGU事業は終了しましたが、今回の外部評価の結果を生かしながら、引き続き先駆的な取り組みを実施し、真の国際化を進めていきます。
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