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IT特別教育研究コース 成果展覧会 開催報告

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12月16日、17日、八丁堀にある内田洋行 ユビキタス共創広場CANVASにて、大学院情報理工学研究科計算工学専攻の「IT特別研究教育コース(Cloud Bauhaus)」の展覧会「次世代、芽吹く -ITの種、覗いてみませんか-」を開催しました。
この展覧会は、IT特別研究教育コースの科目「システム開発プロジェクト演習」の成果を学生自身の運営により発表するものです。

ポスターを吊るす学生達

ポスターを吊るす学生達

システム開発プロジェクト演習は、6~7名からなるチームを組み、Android端末とサーバー側アプリケーションとの連携システムを開発する、PBL型(Project Based Learning: 問題解決型授業)の実践的ソフトウェア開発演習授業です。

ソフトウェア開発演習の授業は、与えられたテーマに沿って、学生が自主的にチーム運営を行います。「自ら考え、行動する」ことが求められる授業です。4月から始まり、試行錯誤しながら活動してきた成果が展覧会に集約されます。

11月19日の成果物発表会でシステムのお披露目をしてから約3週間、各チームは開発プロセスの振り返りと、システムのデバッグを行ってきました。発表会直前は、チームによっては作業で徹夜続きとなりました。

当日は開場と同時に聴衆が入場し、会場内は賑やかな雰囲気となりました。プレゼンテーションでは、各チームが開発したアプリと、開発プロセスについて発表します。発表時間は短かったものの、活発な質疑応答が行われ非常に盛り上がりました。「チームでの開発にどんな苦労があり、どんな工夫をして乗り越えてきたのか」「その体験を通して何を学んだのか、何を次に活かすのか」といった、開発プロセスに関する質問が多かったようです。まさに、それがこのPBLで学んで欲しかったポイントです。

また、実際のシステム開発の現場目線での厳しい質問もありました。自分たちが開発したアプリを企業の方の目で厳しくチェックしてもらい、フィードバックを得るという、よい経験になったことでしょう。

プレゼンテーションの様子
プレゼンテーションの様子

プレゼンテーションの様子

ポスター展示の様子
ポスター展示の様子

ポスター展示の様子

来場者にはアンケートを記入いただき、チームへの採点もしていただきました。その結果、論文検索支援アプリを開発した、White Chocolate チームが最高得点を得ました。

White Chocolate チーム
White Chocolate チーム

優勝したWhite Chocolate チームの開発アプリ・開発プロセスは、1月27日に名古屋大学で開催される、enPiTシンポジウムouterでも発表されます。ぜひお越しください。

お問い合わせ先

IT特別教育研究コース事務局
Email : jimu@itpro.titech.ac.jp


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