11月19日、中国の清華大学深圳研究生院より、Qinggang Zhao副院長をはじめとする教職員5名と大学院生9名が本学を訪れました。清華大学深圳研究生院は、トップレベルの人材の育成や科学技術の革新を目指して、2001年に深圳市行政府と清華大学が合同で設立した大学院です。
最初に、一行は地球生命研究所(ELSI)を訪問しました。ELSIについての説明を受けた後、2つの研究室を見学しました。見学先では、実験機材や研究成果を示すポスターを見ながら、熱心に質問する姿が見られました。
次に一行は毎週水曜日に開催されている"Think Aloud! LUNCH" に参加しました。参加者は司会よりトピックが与えられ、短いビデオクリップを観た後、グループ毎にテーマに基づいて議論を行いました。リラックスした雰囲気の中、清華大学の学生は本学の学生に混じって、積極的に議論をし、意見交換をして楽しんでいました。
その後、Zhao副院長をはじめとする教職員一行は、水本副学長等と面会、深圳研究生院の説明を行い、学生交流や研究交流等について話し合いました。その間、学生は、ものつくり教育支援センターを訪問し、本学の学生サークル、Meister(マイスター)とロボット技術研究会の学生との交流を楽しみました。
清華大学と本学は1985年に全学協定、2009年に授業料等不徴収協定を締結しており、その間にも、2004年に開始した大学院合同プログラムや、大学間のコンソーシアム等での活動を通して、研究者や学生の交流を幅広く行ってきました。今回のような訪問を契機として、清華大学との交流が更に活発化することが期待されます。