1月15日、東工大リベラルアーツセンター 冬のトークイベント 「テクノロジー×アート~問題提起型のモノづくり」が開催されました。
Perfumeの舞台演出サポートなどで知られるアーティスト/プログラマーの真鍋大度氏を招いて、リベラルアーツセンターの伊藤亜紗准教授との対談が行われました。
当日は冷え込む雨でしたが、東工大生を中心に多くの学生や一般の方などモノづくりへの愛を共有する人たちが多く集まり、会場のディジタル多目的ホールは異様なほどの熱気につつまれました。
トークでは、真鍋氏の作品が映像を交えて次々と紹介されました。ドローンによるダンスや顔の筋肉を使った演奏など、アートを使ってテクノロジーの可能性を開拓する作品の数々。話は未来の人間とテクノロジーの関係にまでおよび、テクノロジーが支配する社会で人間は自由を持ち得るのか、会場を交えて意見が交わされました。最後は作品のデモンストレーションも行われ、その場でプログラムしながら設営していく真鍋さんの手つきに、会場の学生たちは目を奪われました。
トーク終了後は有志の学生が集まって懇親会を開きました。技術者としてクリエイティブに生きて行くにはどうしたらよいのか。技術のみならず生き方まで学ぼうとする学生たちが真鍋氏を取り囲み、リラックスした雰囲気のまま終了しました。
学生目線の、和気あいあいとしたイベントとなりました。
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