2月5日、モンゴル教育科学省のL. ガントゥムル大臣一行が東工大を訪問し、三島良直学長と懇談しました。懇談には、長年に亘って、国際協力機構(JICA)や国連教育科学文化機関 (UNESCO)と連携し、モンゴル国での教育開発プロジェクトに携わってきた学術国際情報センターの山口しのぶ教授と大学院理工学研究科国際開発工学専攻の高田潤一教授、さらに大学院総合理工学研究科物質電子化学専攻の原正彦教授が同席しました。
三島学長による東工大の概要及び、本学の教育改革や文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業の取り組みについて説明の後、L. ガントゥムル大臣からは現在のモンゴルの高等教育現場の状況や国際交流促進への取り組みが紹介されました。高等教育と科学技術分野での改革が進む中、より多くのモンゴル人学生が日本の大学で学べるよう、協力を依頼されました。
その後、一行は原教授が協力研究員を務める地球生命研究所(ELSI)に移動して、本学に在籍しているモンゴル人留学生3名と対面しました。また、星元紀事務部門長から同研究所の概要説明を受けた後、化学進化実験室を見学し、原始的な地球環境を再現する実験装置について原教授から説明を受けました。