2013年12月13日から12月17日まで、文部科学省「博士課程教育リーディングプログラム」環境エネルギー協創教育院主催の「第2回環境エネルギー国際教育フォーラム」が米国カリフォルニア州ロサンゼルス近郊にて開催されました。
環境エネルギー協創教育院では、環境とエネルギーの両分野において高度な専門性を有し、時空間的にその形態を変えていく問題を複眼的視点から判断できる俯瞰力、的確かつ迅速な自立的課題抽出・解決力、及び国際的リーダーシップ力を兼ね備え、イノベーションを牽引できる2S×3E時代を担う人材を、異分野協創、産官学協創、及び国際連携協創の三つの協創を軸に養成することを目的としています。本国際教育フォーラムは、上記目的を達成するため、世界13ヶ国37の大学、研究機関、政策機関、国内外企業から200名以上の教員、博士・修士課程学生、企業幹部クラス等が参加し開催されました。本国際教育フォーラムは三島学長の開会宣言に始まり、エネルギー・環境・人文社会科学分野、グローバルリーダー養成に関して著名な研究者・産業界のリーダーによる8件の招待講演、東工大学生・アジア・ヨーロッパ・カナダ・米国の連携大学の学生による128件の研究発表等が行われました。この国際教育フォーラムの最大の特徴は、異なる国籍、異なる環境エネルギー分野の博士課程学生3名が同室で寝食をともにし、部屋毎に設定された環境エネルギーに関わる課題を、共同で調査及び議論し、その成果を最終日のOral Presentationにて競うことで、国際コミュニケーション力強化と国際的なリーダーシップの育成を促すことができました。
本国際フォーラムの参加者の皆様、並びに、関係者の皆様に、心よりお礼申し上げます。
お問い合わせ先
環境エネルギー協創教育院
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