役員会は、東工大における最高意思決定機関です。東工大では毎月2回役員会を開催し、大学の組織、教育、研究などについて、審議し決定しています。
6月5日の会議で承認された、意欲的で新しい取り組みについて、紹介します。
「東工大オンラインコミュニティ」がスタート
東工大は、「同窓力の強化」の一環として、東工大全学同窓会である蔵前工業会との連携のもと、「東工大オンラインコミュニティ」システムをスタートしました。メンバーとなる卒業生や在学生は、インターネット経由で自らのプロフィールを登録し、他の登録者と直接連絡を取り合ったり、大学からの有益な情報を受け取ったりすることができます。大学と卒業生の連携がより一層強まることが期待されます。
ウィーン工科大学と全学レベルの交流開始
ウィーン工科大学は1815年に創立の国立大学で、 科学・技術の分野ではオーストリアにおける屈指の教育・研究機関です。これまでも大学院理工学研究科等が協定を締結していましたが、 このたび、全学レベルの交流協定を結ぶことになりました。これにより全学協定校は106大学・機関となり、各種派遣プログラムの拡充により、学生交流が加速することで、 東工大の国際化の促進が期待されます。
その他の主な審議事項
国立大学法人東京工業大学組織運営規則等の改正について
国立大学法人東京工業大学特定有期雇用教員等の選考に関する規則の一部改正について