第37回すずかけ祭は、5月16日と17日に、オープンキャンパスならびにホームカミングデイと併走しながら開催されました。初日は曇りがちの天気でしたが、2日目が快晴となったこともあり、来場者は、総計3,839名(初日:1,778名、2日目:2,061名)に達し、過去最高であった昨年の参加者数を20%ほど大きく上まわり新記録を更新しました。近隣住民、受験希望者、科学に関心のある方々が参加する恒例行事として定着してきました。
Clik here to view.

すずかけ門の受付
今年は、すずかけ台キャンパス設立40周年、また来年度からはじまる新しい教育システムを目前にしたすずかけ祭であり、学生・教職員にとっても思い出深いすずかけ祭となりました。
例年通り、研究室公開、模擬店、文化展、近隣住民の方々とのゲートボール大会、恒例のスタンプラリーをはじめ、ホームカミングデイと共催の講演会など、多彩なメニューがそろえられました。通常の大学祭とは異なって、大学院生が中心で行われるすずかけ祭独特の雰囲気と相まり、サイエンス以外でも視覚、聴覚、味覚の点から老若男女の参加者は楽しんでいたようです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
模擬店の賑わい
Clik here to view.

スタンプラリー中の小学生
Clik here to view.

地元民との懇親ゲートボール大会
Clik here to view.

管弦楽団によるミニコンサート
Clik here to view.

書道展の風景
Clik here to view.

その中でも特に、研究室公開が来場者の関心の的となっていました。大仕掛けの装置を使った体験コーナーや、大学院学生が趣向を凝らしてデザインした、最先端研究のコンセプトを理解できるような体験実験が好評を博し、学生にとっても一般の方々に科学と技術を語る楽しさと難しさを体験できて、大変有意義なものになったようです。
Clik here to view.

Clik here to view.

研究室公開の一場面
Clik here to view.

小倉康嗣氏による特別講演会
また、 ホームカミングデイでは、本学卒業生の小倉康嗣氏(JFE 鋼板(株)代表取締役社長)による「鐡の魅力~安くて最も機能性のある材料~」と題した特別講演会が開催されました。日頃身近に使われている鉄の特性や新しい素材としての用途がわかりやすく解説され、続いて開催された懇親会では三島良直学長はじめ、専門分野が金属の卒業生が大いに盛り上がっていました。
すずかけ祭実行委員会委員長 穐田宗隆からのコメント
来年度からは新しい教育システムがはじまり、組織も大きく変わります。設立40周年を迎えた総合理工学研究科としては今年が最後のすずかけ祭でしたが、来年度は新しいシステムの下、オープンキャンパスやホームカミングデイもあわせて実施内容や体制が変わることになろうかと思いますが、これを契機に、来訪者の期待により一層応えられるすずかけ祭に生まれ変わって、より一層発展することを期待しています。