文部科学省が主催するシンポジウム「産学官による未来創造対話」が8月28日、東京ビッグサイトにおいて開催され、本学の三島学長が参加しました。
このシンポジウムは、産業界と大学・研究機関が、それぞれの成長を支え合い、日本の未来を共同で切り開いていくためのパートナーシップをどのように構築していくかを真剣に議論する場として企画されたものです。
当日はまず、以下の2つの基調講演がありました。
久間和生 総合科学技術・イノベーション会議常勤議員による
「我が国の科学技術イノベーション戦略 -産学官によるオープンイノベーションの推進-」上山隆大 政策研究大学院大学副学長による
「産業界にとってのシナジーとしての大学改革:アメリカの経験から学ぶ」
その後、産学官を代表する6名のパネリストが参加し、パネルディスカッションが行われました。以下の3つを柱に、それぞれの立場からディスカッションが展開されました。
- 1.「個と個」から「組織対組織」の連携への変革
- 2.新領域研究、社会実装、人材育成の一体的実施
- 3.工業教育の変革
パネリストの一人として参加した三島学長からは、産業界との連携や人材の育成について、本学で推進している教育・研究改革を交えた発表がありました。ディスカッションは、各パネリストの発言を受けて、予定時間を大幅に越えて活発に行われました。会場に集まった全国の大学、研究機関、経済団体等の関係者も、白熱した議論に熱心に聞き入っていました。
最後に、経済産業省大臣官房審議官から、産業界と大学の連携や今後の協力体制の構築に向けた力強い発言があり、閉会となりました。