9月17日に横浜国立大学で行われた2015年度日本地球化学会第62回年会において、本学大学院総合理工学研究科化学環境学専攻の服部祥平助教が、奨励賞を受賞しました。
この賞は、地球化学の進歩に寄与するすぐれた研究をなし、なお将来の発展を期待しうる、満35才未満の日本地球化学会会員に送られる賞です。
日本地球化学会会長と受賞者の集合写真(服部助教は左端)
- 受賞題目「硫化カルボニルの硫黄同位体情報を用いた成層圏硫酸エアロゾルの生成過程に関する研究」
今回の受賞を受けて、服部助教は以下のようにコメントしています。
この度、日本地球化学会より奨励賞をいただきました。大学1年生の時に地球化学という講義で興味を抱き、あれこれ回り道をしながらも、現在に至るまで地球化学を続けています。たくさんの憧れの先生方と出会った「ふるさと」である地球化学会から栄誉ある賞をいただけたことは本当に嬉しいです。今後もより一層努力し、研究に精進する所存です。この賞をいただくにあたり、ご指導及び共同研究をしていただいてきた本学の吉田尚弘教授、上野雄一郎准教授にはこの場を借りて御礼申し上げます。
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服部助教による日本地球化学会でのプレゼンテーション
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日本地球化学会会長から表彰状を受け取る服部助教