ワンポットの短工程で有機フッ素医農薬中間体を合成―アセチレン類からの立体選択的な合成に成功―
要点 医農薬品として期待できる有機フッ素化合物の短工程合成法の開発 四置換CF3アルケンの簡便(ワンポット)かつ立体選択的合成法 温和な条件で実施でき多様な官能基に対して有効な触媒システム 概要...
View Article地球の自転に合わせて観測のバトンを渡す~国際共同研究教育パートナーシップ
東京工業大学がカリフォルニア工科大などとともに提案した国際共同研究「GROWTH」が、日本学術振興会が米国国立科学財団と連携して実施する国際共同研究教育パートナーシッププログラム(PIRE)に採択されました。このプログラムの援助を受けて、2016年から5年間にわたり7カ国13機関による共同研究を実施します。 本プロジェクトGROWTH(Global Relay of Observatories...
View Article常識を覆し、光で電気の流れを止める
常識を覆し、光で電気の流れを止める―10兆分の1秒の高速光スイッチングデバイスに道― 要点 これまで困難とされていた光による金属から絶縁体への変化を実現 梯子構造を有する銅酸化物超伝導体の特異な電気の流れを利用 1ピコ秒以内で絶縁体⇄金属の双方向光スイッチ動作に成功 概要...
View Article服部祥平助教が日本地球化学会奨励賞を受賞
9月17日に横浜国立大学で行われた2015年度日本地球化学会第62回年会において、本学大学院総合理工学研究科化学環境学専攻の服部祥平助教が、奨励賞を受賞しました。 この賞は、地球化学の進歩に寄与するすぐれた研究をなし、なお将来の発展を期待しうる、満35才未満の日本地球化学会会員に送られる賞です。 日本地球化学会会長と受賞者の集合写真(服部助教は左端)...
View Article地球初期の大気環境復元に手がかり―二酸化硫黄の紫外吸収スペクトルを全同位体で決定―
概要 東京工業大学理工学研究科の上野雄一郎准教授らは、四つすべての硫黄安定同位体を含む二酸化硫黄(SO2)の同位体分子種(32SO2、33SO2、34SO2および36SO2)の紫外吸収スペクトルを世界ではじめて決定した。この同位体分子種情報を用いれば、25億年以上前の堆積物に残された同位体異常を用いて、地球初期の大気化学過程を解読することができる。 背景...
View Article結晶の鎧まとう酵素?!―酵素の簡便な合成と長期保存を一挙に実現―
ポイント 酵素の合成から単離、保護までを細胞内で一貫して完結 酵素をタンパク質結晶の鎧に包むことで、長期安定保存を達成 不安定な酵素保存やタンパク質のリサイクル触媒、経口薬、ワクチンへの応用期待 概要...
View Articleタンパク質だけの汎用蛍光バイオセンサーを開発
概要 東京工業大学資源化学研究所の上田宏教授と鍾蝉伊(チュン チャンイ)研究員らは、二つの蛍光タンパク質と抗体[用語1]断片を巧妙に用いた、汎用性の高いバイオセンサーの構築に成功した。 この手法を用いることで、細胞内外の多くのタンパク質の濃度を、混ぜて蛍光色(スペクトル)を測定するだけで簡便迅速に測ることが可能となり、基礎的な生物学の実験から病気の診断まで、幅広い分野での応用が期待される。...
View ArticleTAIST-Tokyo Tech 2014年度修了式開催
8月31日、タイ王国パトゥムタニー県タイランドサイエンスパーク内のタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)において、TAIST-Tokyo Techの2014年度修了式が挙行され、33名の学生が修了証書を授与されました。当日は多数の来賓のご列席を賜り、盛大に修了生の門出を祝しました。 丸山理事、オムジャイ副長官と記念撮影 TAIST-Tokyo...
View Article大隅良典栄誉教授が平成27年度文化功労者に
本学フロンティア研究機構 大隅良典栄誉教授が、平成27年度文化功労者に選ばれました。文化功労者とは、文化の向上発達に関し特に功績顕著な者を顕彰するものです。...
View Article末松安晴栄誉教授・元学長が平成27年度文化勲章を受章
末松安晴栄誉教授・元学長が、平成27年度文化勲章を受章することが決定しました。文化勲章は、科学技術や芸術など、文化の発達に卓絶した功績のある者に授与される勲章です。 末松安晴栄誉教授・元学長...
View Articleシンポジウム「ビジネス価値創出のための成熟度フレームワーク:IT-CMF」
このたび、東京工業大学社会人教育院では、IVIの統括マネージャーであるMartin Delany氏を迎え、下記の通り講演会を開催することになりました。万障お繰り合わせの上、ご参集ください。...
View Article第11回ACLSグローバルキャリアセミナー(住友商事)開催報告
東京工業大学 情報生命博士教育院(ACLS)※では、学生のキャリア指導の一環として、産業界で活躍されている博士人材を招いて博士取得者のキャリアパスについて語ってもらう場「グローバル・キャリアセミナー」を開催しています。第11回は、日本を代表する総合商社である住友商事株式会社にセミナーをお招きしました。 ※...
View Article第6回Techカフェ開催報告
東京工業大学 産学連携推進本部と蔵前工業会は、10月13日、大岡山キャンパス西9号館のコラボレーションルームにて、第6回Techカフェを開催しました。Techカフェは、東工大の技術を紹介し、ベンチャー企業の創出と成長を促進するイベントです。 産学連携推進本部 下田隆二 本部長代理による開会挨拶 今回は、 東工大発ベンチャー第72号の株式会社メタジェン...
View Article米国エネルギー省シャーウッド・ランドール副長官が東工大を訪問
10月14日、米国エネルギー省のエリザベス シャーウッド・ランドール副長官とスタッフ10名が本学を訪問しました。...
View Articleプラフェス2015 in ELSIを開催
10月17日、東京工業大学地球生命研究所(ELSI)の新棟である石川台7号館(ELSI-1)で、日本惑星科学会一般向けアウトリーチイベント「プラフェス2015 in ELSI」が開催されました。 プラフェスとは、Planetary Festivalの略で、研究者と一般の方との双方向交流イベントです。 トークショー「火星と氷衛星」 (左から臼井寛裕助教、関根康人准教授、玄田英典准教授)...
View Article三島学長が第1回 日本・スウェーデン学長サミットに出席
「第1回 日本・スウェーデン学長サミット」が10月3日に東京のスウェーデン大使公邸にて開催され、本学からは三島良直学長が出席しました。同サミットには、両国の主要大学22校の学長、副学長が参加し、両国における高等教育研究機関の国際化戦略と大学間の積極的交流に向けた展望をテーマに活発な議論を交わしました。 三島学長(中央)...
View Article博物館特別展示「ノート考 ―古いノートに学ぶ教育の本質―」開催報告
10月10日から23日まで、東京工業大学博物館で特別展示「ノート考 ー古いノートに学ぶ教育の本質ー」が開催されました。期間中、延べ6,474人が来場しました。 実際のノートが入った展示ケース...
View ArticleRU11「自由な発想に基づく独創性豊かで多様な研究を継続的に支援することの重要性について」(提言)
学術研究懇談会(RU11)は、日本における最先端の研究・人材育成を担う、国立・私立という設置形態を超えたコンソーシアムです。北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の11大学で構成されています。...
View Article「2015夏 実践型海外派遣プログラム報告会」開催報告
東京工業大学 グローバル理工人育成コースによる実践型海外派遣プログラムで、10日間~1ヶ月間海外に留学した計60名の学生による報告会が、10月19日、21日、28日と3日間に分けて開催されました。今年の夏の実践型海外派遣プログラムでは、8つの超短期海外派遣プログラムと、1つの海外英語研修プログラムが実施されました。 インド派遣プログラムにて インドの現地女子学生との交流...
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