科学教室「生命現象」「海辺に棲む生物の観察」開催報告
工大祭期間中の10月10・11日の2日間に、科学教室「生命現象 ―物理と化学からのアプローチ―」と「海辺に棲む生物の観察 ―ウニやヒトデはどうやって生きているの?―」を開催しました。この教室は、東工大基金を活用した日本再生プロジェクト「ものつくり人材のすそ野拡大支援」事業の支援を受けて行われました。 濱口名誉教授による「BZ 反応」の実験についての説明 薬品を混ぜ合わせ、出て来たパターンは色々...
View Article電池を使うと超伝導に―超伝導エレクトロニクス実現に道筋―
成果のポイント チタン酸リチウム薄膜を負極に用いたリチウムイオン電池セルを形成 セルの充放電によりチタン酸リチウムの超伝導-常伝導状態の制御に成功 超伝導エレクトロニクス応用につながる新技術 概要...
View Article日野自動車奨学金 2015年度授与式開催
8月31日、タイ王国パトゥムタニー県タイランドサイエンスパーク内のタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)において、第3回日野自動車奨学金授与式を開催しました。TAIST-Tokyo Tech(TAIST)の自動車工学に入学した学生のうち、コントーン・タマクンさんが今年度の受給者に選ばれました。 コントーンさん(右から3番目)とHino Motors Manufacturing (Thailand)...
View Articleハスの葉を鋳型にメタマテリアル作製―反射率1%以下の超薄膜光吸収構造実現―
要点 ハスの葉表面のナノ構造を鋳型に高効率で大面積の光吸収構造を作製 光をトラップして反射率1%以下の光吸収構造を実現 太陽電池の効率向上や光熱変換素子への応用に期待 概要 東京工業大学大学院総合理工学研究科の梶川浩太郎教授と、修士課程2年海老原佑亮、芝浦工業大学工学部の下条雅幸教授は共同で、ハス(蓮)の葉のナノ構造を鋳型に使い、高効率で大面積の「超薄膜光吸収メタマテリアル」の作製に成功した。...
View Article平成27年度「東工大学生リーダーシップ賞」授与式挙行
平成27年度の「東工大学生リーダーシップ賞」授与式が、10月22日に学長室で行われました。 この賞は、本学学部の2年次から4年次の学生を対象とし、学生の国際的リーダーシップの育成を目的としています。知力、創造力、人間力、活力など、リーダーシップの素養に溢れる学生を表彰し、さらなる研鑽を奨励するために平成14年度から実施されています。 授与式後の記念撮影...
View Article東京工業大学COIシンポジウム2015開催報告
10月20日、大岡山キャンパスレクチャーシアターにおいて、「東京工業大学COIシンポジウム~『以心電心』ハピネス共創社会の実現に向けて~」が、東京工業大学『以心電心』ハピネス共創研究推進機構主催、日本経済新聞社後援により開催されました。...
View Article繊維工学科創立60周年記念シンポジウム・祝賀会開催
10月16~17日、東工大蔵前会館において、繊維工学科創立60周年記念シンポジウム、ならびに記念祝賀会が開催されました。 祝賀会における記念撮影...
View Article第3回ELSIトークライブ「生物進化の起源にせまる!」を開催
11月3日、東京工業大学地球生命研究所(ELSI)の新棟である石川台7号館(ELSI-1)で、第3回ELSIトークライブが開催されました。 ELSIトークライブは2014年に開始し、以降毎年開催されています。ELSIの最新の研究を、一般の方にも分かりやすく解説するトークイベントです。 10代~80代の幅広い年齢層の方々が来場...
View Article本学学生チームがiGEM世界大会で金賞連続受賞の世界記録を更新
本学学生チームが、iGEM世界大会で金賞を受賞し、連続受賞の世界記録を、金賞制度の創設以来の9年間に更新しました。この連続記録を持つチームは全257チーム中、東工大、エジンバラ大(英国)、フライブルグ大(ドイツ)の3校のみです。 東京工業大学チーム iGEM(The International Genetically Engineered Machine...
View Article葉緑体が植物の成長を制御する新たな仕組みを発見―細胞内共生した細菌の宿主細胞制御戦略―
要点 約25億年前に光合成細菌が細胞内共生して誕生した葉緑体は、細菌の遺伝子発現・代謝調節システムを保持している そのシステムは、植物の成長・栄養応答を統括的に制御していることが判明 生物進化における細胞内共生の解明、貧栄養耐性植物の開発に直結 概要...
View Article東工大 グローバル水素エネルギーコンソーシアム 発足記念シンポジウム
海外の未利用エネルギーを水素に変換して日本に輸送するグローバルなスケールでの水素サプライチェーンの構築、および、国内の未利用エネルギーからの水素製造/輸送/貯蔵との連携について、燃料電池に限らず様々な水素利用技術をも抱合して、将来の水素利用体系に関する総合的かつ技術的な検討を産学官が連携して推進するための組織として、「東工大グローバル水素エネルギーコンソーシアム」が発足しました。公平で客観的な立場か...
View Article高温高圧力下における流体水素のプラズマ相転移を観察―木星の内部構造の再現に成功、常温超伝導にも一歩近づく―
要点 高温高圧下で高密度流体水素のプラズマ相転移を観察 木星などの内部で巨大な磁場を作り出している流体金属水素の解明に迫る 今後、室温超伝導が期待される固体金属水素への応用が期待される 概要...
View ArticleTiROP英国超短期派遣プログラム実施報告
9月16日~27日の12日間にわたり英国超短期派遣プログラムが実施され、学部3年生6名が、インペリアル・カレッジ・ロンドン、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学を訪問しました。 インペリアル・カレッジ・ロンドンのスミス教授(右から2人目)による特別市内ツアー 超短期派遣プログラムとは...
View Articleグローバル・システム開発研修 実施報告
8月30日~9月12日、大学院情報理工学研究科のIT特別教育研究コース※1による「グローバル・システム開発研修」が実施され、3人の修士1年生が参加しました。 ※1 ソフトウェア構築に必要な基礎概念や、それを基にした実用的問題に適用可能な理論、開発の実践的な側面までの高度な専門性を持ち、近未来ソフトウェアの発想力を持つスペシャリストの育成を目的とする大学院教育プログラム 最終日の集合写真...
View Article地球深部の水の循環を担う鉱物の性質解明
概要 東京工業大学地球生命研究所(ELSI)[用語1]愛媛大学サテライト(地球深部ダイナミクスセンター(GRC))の土屋旬准教授と米国コーネル大のマイナック・ムカジー博士は、地球マントル下部において安定な新しい含水鉱物[用語2]であるH相[用語3]の構造と弾性的性質を理論計算により解明しました。...
View Article地域内経済循環からひらく地域の未来~グローバル社会における地方創生戦略~
10月26日、大岡山キャンパス西5号館W531講義室レクチャーシアターで、講演会「地域内経済循環からひらく地域の未来~グローバル社会における地方創生戦略~」が開催されました。本学グローバルリーダー教育院※1の講義「人間力基礎第二」が、環境省第III期「環境経済の政策研究」※2の助成プロジェクト「低炭素・循環・自然共生の環境施策の実施による地域の経済・社会への効果の評価について」※3と共催しました。...
View Article「トビタテ!留学JAPAN」応募者のための説明会開催
10月14日、「トビタテ!留学JAPAN」応募者のための説明会が、大岡山キャンパス西9号館1階 インターナショナル・コミュニケーションズ・スペース(HUB-ICS)において、国際室主催で開催されました。...
View Article氷の体積同位体効果の本質を解明―統一的な理論構築と実験による実証に成功―
要点 氷における体積同位体効果[用語1]とその圧力誘起転移について研究を行った。 水素結合に由来するフォノン[用語2]モードの圧力依存性の特殊さによって、その現象を統一的に説明できることを突き止めた。 第一原理計算[用語3]による理論予測と、実験による実証に成功した。 概要...
View Article東京工業大学陸上競技部エースが箱根駅伝関東学生連合チームに2年連続で選出
10月17日、第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝)予選会に本学陸上競技部が出場し、この予選会の結果、松井将器さん(工学部機械宇宙学科4年)が関東学生連合チーム選手16名に選出されました。昨年に続き2年連続での選出です。 箱根駅伝予選会は、出場資格として10名以上14名以下のエントリー者全員に、5,000m 16分30秒以内もしくは10,000m...
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