8月31日、タイ王国パトゥムタニー県タイランドサイエンスパーク内のタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)において、第3回日野自動車奨学金授与式を開催しました。TAIST-Tokyo Tech(TAIST)の自動車工学に入学した学生のうち、コントーン・タマクンさんが今年度の受給者に選ばれました。
TAISTは、NSTDAと、タイの4大学(キングモンクット工科大学ラカバン校、キングモンクット工科大学トンブリ校、タマサート大学シリントーン国際工学部、カセサート大学)、東工大の連携により、2007年に設立された国際協働による大学院です。運営にあたっては、日本・タイ両国の産業界の皆様や、本学同窓生の皆様からもご支援をいただいています。
日野自動車奨学金は、日野自動車株式会社創立70周年記念事業の一環としていただいたご寄付を基にスタートした制度です。TAISTの自動車工学コースで学ぶ特に優秀な学生1名に、修士課程2年間にわたって奨学金を支給します。学生は授業料についてNSTDAからの支援を受けているため、日野自動車奨学金を受給することで、TAISTに所属する2年間、生活基盤を心配することなく勉学に集中することができます。コントーンさんは、3人目の日野自動車奨学金受給者となります。
授与式では、日野自動車株式会社の現地拠点であるHino Motors Manufacturing (Thailand) Ltd.のマノップ・ナクブート人事担当専務より、学生にメッセージをいただいた後、コントーンさんに目録が授与されました。その後、感謝の意を表して、本学の丸山俊夫理事・副学長およびNSTDAのオムジャイ副長官より、花束と記念品が日野自動車株式会社に贈呈され、一同で記念写真に納まりました。
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