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10を超えるインパクトファクター~東工大発材料科学ジャーナル「NPG Asia Materials」

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東工大がネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)と共同で出版している材料科学ジャーナル「NPG Asia Materials」が、2015年のインパクトファクター(文献引用影響率)として10.118を獲得しました。これは、アジア太平洋地域での材料科学系ジャーナルのトップであるばかりではなく、全世界の材料科学誌と、それを含む広範な総合誌を合わせた259誌の中でも14位という位置を占めています。

NPG Asia Materials

NPG Asia Materials

インパクトファクターとはある特定雑誌に掲載された全論文が、特定の一年間において、一論文あたり平均何回引用されているかを示す数字です。数が大きいほど論文が頻繁に引用されており、影響度の大きな雑誌であるということになります。

「NPG Asia Materials」は2008年に、本学が材料科学分野で採択されていたグローバルCOEプログラムouterの活動の一環として創刊され、プログラム終了後も発展を続けています。

現在、編集長は本学大学院理工学研究科有機・高分子物質専攻 マーティン・バッハ教授が務めています。加えて、編集委員6名のうち2名も東工大に在籍しています。まさに東工大発の東工大が支えるジャーナルです。「NPG Asia Materials」のwebサイトのトップバナーには、「founded in association with the Tokyo Institute of Technology(東京工業大学と共同で設立)」と記されています。

インパクトファクターが示すように、「NPG Asia Materials」は国際誌として認知されており、論文投稿数の1位は圧倒的に中国、2位は韓国となっており、日本からの投稿は5位となっています。東工大はもちろん、日本の大学、研究機関から、優れた研究成果を公表する場としてぜひ「NPG Asia Materials」をお考えください。

「NPG Asia Materials」紹介ページ
「NPG Asia Materials」紹介ページouter


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