役員会は、東工大における最高意思決定機関です。東工大では毎月2回役員会を開催し、大学の組織、教育、研究などについて、審議し決定しています。
7月1日の会議で承認された、意欲的で新しい取り組みについて、紹介します。
修学支援基金の設置
2016年4月から導入された、国立大学法人が実施する修学支援事業に充てられる個人寄附に係る税額控除制度を契機として、東京工業大学基金に、修学支援基金を設けます。経済的理由により修学が困難となった学生の教育機会の確保のため、支援体制の強化を図ります。
「チーム志向越境型アントレプレナー育成(CBEC)特別専門学修プログラム」の開設
全学の大学院生を対象とした、チーム志向越境型アントレプレナー育成(CBEC)特別専門学修プログラムを開設します。専門の違い、文化の違い、ジェンダーの違いなどの境界を乗り越え、多様な価値観を許容し、互いに協力しながらチームとして活動することにより、イノベーションを起こすことのできる人材の育成を目的とします。
本プログラムの実施により、学生の能動的学修及び教員等による的確な修学指導を推進して、さらなる教育の質の向上を図ります。
その他の主な審議事項等
TAIST-Tokyo Tech※憲章の改正について
平成28年度9月東京工業大学学位記授与式及び平成28年度9月東京工業大学大学院入学式について
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- TAISTは、Thailand Advanced Institute of Science and Technologyの頭文字で、タイ政府からの要望により、理工系分野での高度な「ものつくり人材」の育成と研究開発のハブを目指して、2007年に設立されました