2月19日、中高生のためのプログラミング教室が大岡山キャンパスにて開催されました。
これは東工大のデジタル創作サークルであるtraP(以下、トラップ)が主催するもので、プログラミング未経験の中高生に対し、グループワーク形式で簡単なプログラミングを教える教室です。今回の参加者は中学生、高校生ら合わせて39名で、プロセッシングと呼ばれるプログラム言語を用いて参加者全員が簡単なゲームを製作しました。最後には作ったゲームで遊ぶ時間や工夫した点を発表する時間もあり、教室は盛況のうちに幕を閉じました。
参加者4名、教師となる東工大生2名程度のグループに分かれ、まず最初に、東工大生が代表を務め、女子生徒に将来技術者を目指すきっかけを提供する活動を主に行う国際学生サークルのRobogals Tokyo(ロボギャルズ トーキョー)の主導で、アイスブレイクとして2つほどゲームを行いました。参加者の緊張がほぐれ、お互いに打ち解けてきたところで、いよいよ参加者は東工大生の解説を聞きながら、実際にソースコードを書いていきます。参加者の目は真剣そのもの、その手助けをする東工大生もまた真剣な様子で取り組みつつ、終始和やかに進行しました。
ゲームの骨組みが完成した後は、参加者からの「こんな風にしたい」「こういう機能を追加したい」などといった要望を聞き、それを実現するために東工大生と一緒にプログラムの書き方を考えるといった一幕もありました。そのようにして完成したゲームをグループ内で試遊した際には、参加者同士でも「この機能はどうやって作ったのか」などといった交流もあり、プログラミングに興味を持っている様子がうかがえました。
東京工業大学デジタル創作サークルトラップとは
ゲーム作りをはじめとした、デジタルコンテンツのチーム制作や技術共有を目的に2015年4月に設立した非公認サークルです。技術の提供のためにこのようなイベントの主催・協力を行っています。