東工大の新しいMOOC(ムーク)※1 「Introduction to Electrical and Electronic Engineering : 電気電子工学入門」が、プラットフォームであるedX(エデックス)※2 にて、5月31日に世界に向けて公開されました。
本講座では、電気電子工学とは何かを学ぶことを目的として、太陽電池や携帯電話などの身近な電気電子工学の活用事例から、高速鉄道など日本企業で実用化が進められている応用事例、さらに研究室で進められている先端技術まで、電気電子工学に関わるさまざまな話題を紹介しています。
講師を務める東工大の教員や日本企業で働く本学卒業生から、電気電子工学全般についての知識を得るとともに、多岐にわたる電気電子工学のトピックに関して情報を得ることができます。
また今回は、受講者と一緒に学び、時には講師らの説明に質問を投げかける役として「大岡山さくら」というアニメキャラクターを導入し、講師と大岡山さくらの間に立ってアドバイスをする先輩役として、今回のMOOC開発に関わった大学院生がティーチング・アシスタント(TA)として登場しています。
講義は日本語で行われますが、字幕や課題、スライド資料は日本語と英語の両方で提供されますので、英語で電気電子工学を学びたい方にも最適な講座となっています。
Massive Open Online Courseの略で、インターネットにつながる環境さえあれば、どこでも誰でも受講できる大規模公開オンライン講座です。
マサチューセッツ工科大学とハーバード大学によって創立されたMOOC(=Massive open online course)のプラットフォームであり、世界中の学生に対し、多岐にわたる分野の大学レベルの授業を無償で提供しています。東京工業大学も2014年に加盟し、TokyoTechXとしてオンライン講座を提供しています。
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