6月20日、大岡山キャンパスにおいて、近年の学内における自転車接触事故、通学時の自転車事故等の発生等に鑑み、田園調布警察署協力のもと、スケアード・ストレイト方式による自転車安全教室を開催しました。スケアード・ストレイト方式とは、「恐怖を直視させる」ことで、それにつながる危険行為を未然に防ぐ教育手法のことです。
冒頭で総合安全管理部門 防災・交通班会議主査の髙原弘樹教授(工学院)から、本学における交通安全ルールの説明があり、続いて、プロのスタントマンによる車・自転車等事故の再現、田園町調布警察署からの講話が行われました。
当日はあいにくの雨天でしたが、自転車安全教室が始まる頃には小止みとなり、参加者は学生や職員、近隣住民の方々など延べ300人ほどになりました。スタントマンによる迫力ある実演や、スタントに使用され、自転車同士の衝突やトラックによる巻き込みでひしゃげた自転車等を目の当たりにした参加者は、事故の恐ろしさを改めて痛感し、被害者にも加害者にもならないために、交通安全ルールを守ることの大切さを考える良い機会となりました。