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ハンググライダー部が2017年度PGリーグ団体戦年間総合優勝を果たし、優勝旗を授与される

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東工大ハンググライダー部Sylph(以下、シルフ)が、日本学生フライヤー連盟が主催する2017年度パラグライディング学生リーグ(PGリーグ)団体戦において年間総合優勝を果たし、6月下旬に優勝旗が授与されました。

優勝旗を掲げるメンバー(一番右が個人戦でも優勝した畔柳大樹さん)

優勝旗を掲げるメンバー(一番右が個人戦でも優勝した畔柳大樹さん)

PGリーグは、パラグライダーの学生フライヤー同士の交流の輪を広げ、楽しみながら技術を向上させ、パラグライダー界全体の発展・活性化を目的として開催される大会です。

昨年の8月下旬に新潟県で2017尾神岳PG スチューデントカップが、今年の2月下旬から3月初旬に茨城県で第22回全日本PG学生選手権が開催されました。年間団体戦では、上記2大会に参加した各チームにおいて獲得ポイントの上位3選手の得点を合計し、最も高い得点のチームが優勝となります。

シルフは75ポイントを獲得し、団体戦に参加した21校中、2位に35ポイントという大差をつけ団体戦年間ランキング1位を獲得しました。

着陸するパラグライダー

着陸するパラグライダー

パラグライダーは、空気を入れて弧を描くように翼を膨らませた機体を用いて、左右にあるブレークコードという紐を引きながら、体重を曲がりたい方にかけることにより機体をコントロールします。ハンググライダーに比べると滑走性能やスピードなどは少し劣りますが、空を飛ぶ楽しさは同じです。また、山の上から飛ぶために必要な講習期間は、パラグライダーは8日前後、ハンググライダーは20日程度と、ハンググライダーと比べて講習期間が短いのも特徴です。

受賞学生コメント

畔柳大樹さん(工学部 機械知能システム学科 学士課程4年)

私が参加したのは滞空時間を競うデュレーションという種目でした。パラグライダーは動力がないため、見えない上昇気流を捕まえないと8分程度で降りてしまいます。上空の体感温度が氷点下という状況の中、6時間飛び続けるのは身体的に非常に堪えました。でもそれは共に飛び続けようとしたライバルがいたからこそ乗り越えられたと思います(実は、空を飛びながら励ましあっていました)。

個人戦でも団体戦でも優勝し、表彰台に上がった時の喜びは今でもはっきり覚えています。今年度もまた大会に出てさらなる高みを目指していきます。

シルフとは

スカイスポーツのハンググライダー、パラグライダーを主な活動とする東工大の公認サークルです。部員の大多数は大学に入って初めてハンググライダー等に触れる初心者で、現在は、他大の学生を含め30名が所属しています。土日など休日を中心に、茨城県の筑波山の近くにある足尾山をホームエリアとして活動しています。

お問い合わせ先

東京工業大学 広報・社会連携本部 広報・地域連携部門

E-mail : media@jim.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-2975


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