情報理工学院 情報工学系の濱田貴大さん(修士課程2年)が、8月4日、5日にかけて行われた「遊☆戯☆王」シリーズのeスポーツ世界選手権「遊戯王ワールドチャンピオンシップ2018(Yu-Gi-Oh! World Championship 2018)」のデュエルリンクスの部において、世界チャンピオンとなりました。
「遊☆戯☆王」は高橋和希氏による漫画作品であり、のちにアニメ化、カードゲーム化されるなど世界中で楽しまれています。「遊戯王ワールドチャンピオンシップ」は、2003年から毎年開催され、一般の部、小学生の部、デュエルリンクスの部の各部門に分かれて勝者を決定する世界選手権です。世界各地の予選参加者延べ260万人の中から見事決勝大会に勝ち進んだメンバーが幕張メッセ(千葉県)に集結し、濱田さんが出場したデュエルリンクスの部には、12ヵ国から16名が参加しました。
デュエルリンクスの部は、7,000万ダウンロード(2018年5月時点)を突破しているモバイルゲームアプリによる対戦であり、制限時間は60分間で最大5戦、うち3戦先取した者が勝者となります。濱田さんは、デュエルリンクス歴が4ヵ月と短い中での世界選手権進出となりました。
対戦相手の手を読みながらその攻撃をつぶす圧巻かつ早い展開を見せて3戦連勝し、世界チャンピオンの座を獲得しました。
濱田さんのコメント
本アプリのプレイ経験においては若輩の身ではありましたが、小中学校の頃に慣れ親しんだ遊戯王というコンテンツにおいて今回の結果を出すことが出来、非常に嬉しく思います。
学業においては、メンタルコミットロボットの有用性に関する研究を行っています。
今回の結果を経て来年度の世界大会へもご招待いただける予定です。次の大会においてもよい結果を出せるよう、油断せずに精進していきたいと思います。応援してくださった方々、特に、大会用のデッキ調整に付き合ってくださった方々、本当にありがとうございます。