東京工業大学 国際交流学生会SAGE(以下、SAGE)は、10月20日に第17回東京オリエンテーリングを開催し、今年度の東京オリエンテーリングを終了しました。今年度は4月27日の第16回と合わせて計2回開催しました。
東京オリエンテーリングとは
本イベントは、新入留学生に東京の生活や交通に慣れてもらうこと、日本人学生に国際交流の機会を持ってもらうことを目的として、毎年2回開催しています。参加者は1日フリーパスを使い、東京を観光しながら各駅に設置してあるミッションを解いて、グループで得点を競います。各グループに日本人と留学生がいて、1日中英語でイベントを行います。新入生の参加者が多いこのイベントは、国際交流だけでなく、日本人同士や留学生同士にとって、友人を増やす機会になっています。
当日東工大に集合した参加者は、ルール説明を受け、国籍を混合したグループに分かれて1日の移動行程を話し合った後に出発します。1日のオリエンテーリングが終了した後は東工大に戻り、交流会を行います。最後に優勝したチームの表彰を行いました。ここではグループの枠を超えて広く交流してもらうために、名刺交換などのレクリエーションを取り入れています。
第16回東京オリエンテーリング(4月)
第16回は、交換留学の学生も含めて総勢約100名の参加があり、過去最高の参加者数になりました。第14回から第16回までは、山手線のフリーパスを使い、渋谷などの主要な駅から日暮里などの穴場観光スポットまでを広く回るオリエンテーリングでした。第16回では、お土産ミッションや昼食ミッションを導入し、日本の食文化に触れてもらう機会を積極的に作りました。「日本らしいもの」という基準を設け東京土産を買ってきてもらい、バリエーションに富んだ和菓子を交流会では楽しむことができました。
第16回責任者 大貫絵莉子さんのコメント(環境・社会理工学院 建築系 学士課程3年)
汎用性の高い大岡山北3号館(環境エネルギーイノベーション棟、EEI)の多目的ホール、素晴らしいスタッフ、そして何より多くの参加者に参加していただいたことでこのイベントを開催することが出来ました。参加者多数だったため段取りなどが大変でしたが、このイベントをこれだけ拡大することができて良かったです。建築学を専攻し、普段は製図の授業を中心に人間の行動を考えながら建物のデザインをしています。
第17回東京オリエンテーリング(10月)
第17回では路線を東急トライアングルエリア(大井町線、田園都市線、東横線)に変更し、東工大から気軽に行けるスポットを紹介するオリエンテーリングになりました。定期的に路線を変更することで、再度オリエンテーリングに参加しても、楽しんでもらえるようなイベントにしています。今回のオリエンテーリングは秋入学の大学院生を中心に約30名の参加者がありました。第17回では、イベント中に新しくフォトコンテストを開催し、「インスタ映えするもの」「面白いもの」といったテーマに沿って写真を撮ってもらい投票しました。イベントのミッションをクリアするだけでなく、グループ内での交流を深める機会を作っています。
第17回責任者 リュウ・ヨウシンさんのコメント(物質理工学院 材料系 学士課程3年)
新しい体験をするために、遠くに旅行することを考えていませんか。意外と身近なところでも海外を感じられるような楽しさはあります。学業では材料工学、主には無機材料について満遍なく勉強しています。
次回は2019年4月ごろに開催する予定です。
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