6月6日、東工大大岡山キャンパス本館にて東京工業大学リーダーシップ教育院(ToTAL)の第2期(6月登録)生 登録式、オリエンテーションおよびキックオフを兼ねたワークショップを行いました。
昨年4月に設立されたリーダーシップ教育院は、卓越した専門性に加え、学術分野の枠を超えた多様な人々を巻き込んで将来の国際社会を牽引することができるリーダーシップを備えた人材の育成をミッションとする、大学院修士課程・博士後期課程一貫(5年間)の教育プログラムです。リーダーシップ教育院では、約7年にわたり培ってきた博士課程教育リーディングプログラムのリーダーシップ教育と、本学 リベラルアーツ研究教育院の知見を組み合わせることで、社会・経済の持続可能な発展を担う理工系人材を育成する、全く新しい教育プログラムを実現しています。
登録式は、本プログラムの第2期(6月登録)生、全18名(うち7名が外国人留学生)を迎えて行われました。益学長は祝辞の中で、「3つのコミットメント(多様性と寛容、協調と挑戦、決断と実行)を心に留めて、本プログラムに積極的に、そして楽しみながら参加し、学修に励んでほしい」と話しました。
その他、佐藤勲理事・副学長(企画担当)、水本哲弥理事・副学長(教育担当)から挨拶があり、井村順一リーダーシップ教育院長から挨拶とリーダーシップ教育院教員の紹介の後、益学長から登録学生1人ひとりに対して登録許可書が授与されました。
登録式後に行われたオリエンテーションでは、登録学生が自身の学院の系・コースにおける専門教育に加えて受講することとなる、「社会課題の認知」「グローバルコミュニケーション」「リーダーシップ・フォロワーシップ養成、合意形成」「オフキャンパスプロジェクト(3ヵ月程度)」「幅広い教養」といった、リーダーシップ教育院が提供するカリキュラムの説明がありました。
その後のキックオフを兼ねたグループワークショップでは、登録学生と教員が4つのグループに分かれ、「えんたくん」(丸型段ボール)を囲み、お互いに自己紹介をして、最後に大きなひとつの輪の形で着席し、グループワークで知ったメンバーについて他己紹介を行って親睦を深めました。
異なる専門分野、文化的背景をもつ仲間と切磋琢磨する中で、志を立て成長してゆく学生達の今後の活躍にご期待下さい。