東京工業大学 工学院 経営工学系の石田大輝(ひろき)さん(学士課程4年)が8月16日から18日にかけてアメリカ・ワシントンD.C.で開かれた「ポケモンワールドチャンピオンシップス2019」のポッ拳部門マスターディビジョンに日本代表として出場し、優勝しました。石田さんは昨年も出場し世界4位でしたが、今年はワールドチャンピオンに輝きました。
ポケモンワールドチャンピオンシップスはポケモンバトルの世界大会で、ゲーム部門、カードゲーム部門、ポッ拳部門の3部門に分かれて、毎年行われます。ポッ拳部門はNintendo Switch(任天堂スイッチ)の専用ソフト「ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX」を使います。出場者の年齢により、シニアディビジョン(2004年以降生まれ)とマスターディビジョン(2003年以前生まれ)の2区分があります。石田さんは6月8、9日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開かれた日本大会で4位となり、世界大会への出場権を獲得しました。世界大会のポッ拳部門マスターディビジョンには、各国の予選で出場権を得た13名、現地の最終予選を勝ち抜いた2名、昨年度の優勝者1名の計16名が参加し、1対1のダブル・エリミネーション方式(2敗した時点で敗退となるトーナメント方式)で行われました。
石田さんのコメント
念願であった世界大会優勝を果たすことができて、非常に嬉しいです。
今年は大きなルール変更があり、新ルールに適応できるかどうかがプレイヤーにとっての課題となりました。日本大会ではこの新ルールへの適応に苦戦し、大会上位4名が世界大会出場権を獲得することができる中、ギリギリ4位での通過でした。それを乗り越えて世界大会で優勝することができたのは、一緒に練習してくれたプレイヤーや応援してくれた方々のお陰であり、決して一人では成し遂げることはできなかったと感じています。
現在は飯島研究室(工学院 経営工学系の飯島淳一教授)に所属しています。今後も練習に励むとともに、学業にも力を入れて取り組んでいきます。
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