東工大附属科学技術高等学校(以下、附属高校)の生徒3名のチームが、6月26日から30日にかけて韓国の釜山で行われた韓国科学アカデミー科学フェア2019で研究発表し、優秀革新的研究賞(Most Innovative Research)を受賞しました。
韓国科学アカデミー科学フェア(Korea Science Academy Science Fair、KSASF) は、韓国科学技術院(KAIST)の附属高校である韓国科学アカデミー(Korea Science Academy of KAIST、釜山)で2年ごとに開催される理数系・科学技術系高校生の国際大会です。2019年の大会(6月26日~30日)では17の国と地域から合計32校を代表する高校生が集まり、計46の研究発表が行われました。
附属高校からは生徒3人が参加し、共同研究「剣道のロボット審判を作る」(Making of a Robot Referee of KENDO)について、英語でポスター発表および口頭発表を行いました。日本の伝統的な武道である剣道を題材に、審判を補助するシステムの開発と評価に関する研究です。附属高校チームは前回の2017年大会(国際高校生科学フェア International Student Science Fairとして開催)でも同賞を受賞しており、2回連続受賞となりました。
附属高校のメンバー
渋沢賢さん(機械システム分野3年)
高橋直希さん(電気電子分野3年)
後藤大介さん(情報システム分野2年)
チームリーダー渋沢さんのコメント
研究には予想よりも時間がかかり、それを英文でまとめてポスターやプレゼンテーションを作るのがとても大変でしたが、3人で力を合わせて完成することができました。大会に参加して、各国の高校生の研究を見て、意見交換したことがとても貴重な体験でした。附属高校の代表として受賞できて良かったです。
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