東京工業大学リーダーシップ教育院(ToTAL)の第2期(11月登録)生の登録式およびオリエンテーションが12月2日、本学大岡山キャンパス本館で行われました。
2018年4月に設立されたリーダーシップ教育院は、卓越した専門性に加え、学術分野の枠を超えた多様な人々を巻き込んで将来の国際社会を牽引することができるリーダーシップを備えた人材の育成をミッションとする、大学院修士課程・博士後期課程一貫(5年間)の教育プログラムです。リーダーシップ教育院は、それまで培ってきた博士課程教育リーディングプログラムのリーダーシップ教育と、本学 リベラルアーツ研究教育院の知見を組み合わせることで、社会・経済の持続可能な発展を担う理工系人材を育成する、全く新しい教育プログラムを実現しています。
登録式は、プログラム第2期(11月登録)生の9名(うち5名が留学生または外国人学生)を迎えて行われました。益一哉学長の祝辞の中では、本学が2018年、文部科学大臣から指定国立大学法人の指定を受けたことが触れられ、「指定国立大学法人として高いレベルの教育を提供するプログラムの一つであるリーダーシップ教育院において、他の学生や教員と良好な関係を築きながら沢山のことを学んでほしい」との話がありました。
益学長の祝辞に続き、水本哲弥理事・副学長(教育担当)ならびに井村順一リーダーシップ教育院長からの挨拶とリーダーシップ教育院教員の紹介があり、益学長より登録生1人ひとりに対して登録許可書が授与されました。最後に、登録生が、自己紹介とリーダーシップ教育院における抱負を語りました。
登録式に先駆けて行われたオリエンテーションでは、登録生と教員が2つのグループに分かれ、学生が所属する学院の系・コースにおける専門教育に加えて受講する「社会課題の認知」「グローバルコミュニケーション」「リーダーシップ・フォロワーシップ養成、合意形成」「オフキャンパスプロジェクト(3ヵ月程度)」「幅広い教養」といったリーダーシップ教育院が提供するカリキュラムなどについて、教員から説明がありました。
異なる専門分野、文化的背景をもつ仲間と切磋琢磨する中で、志を立て成長してゆく学生達の今後の活躍にご期待下さい。
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