長寿命核分裂生成物の半減時間を9年以下に短縮 高速炉を用いた効率的な核変換法を提案
要点 高速炉を利用し4種類の長寿命核分裂生成物を効率的に短寿命化・減量 新しいLLFPターゲット集合体を考案 LLFPターゲットおよび減速材の材料特性、製造性を実験により実証 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 先導原子力研究所の千葉敏教授、東北大学の若林利男名誉教授、東京都市大学 工学部...
View Article田中克典教授が日本化学会第37回学術賞を受賞
1月7日、公益社団法人日本化学会が、2019年度各賞(日本化学会賞、学術賞、進歩賞、女性化学者奨励賞、化学技術賞、技術進歩賞、化学教育賞、化学教育有功賞、化学技術有功賞)受賞者を発表しました。 東京工業大学からは、物質理工学院 応用化学系の田中克典教授が、第37回学術賞を受賞しました。...
View Article資源化学研究所(現 化学生命科学研究所)創立80年記念式典・記念シンポジウムを開催
挨拶を述べる東京工業大学 益学長 2019年は、東京工業大学 科学技術創成研究院の化学生命科学研究所(化生研)の前身である資源化学研究所(資源研)が1939年に創立されて80年の節目にあたり、11月21、22日に記念式典とシンポジウムが開催されました。...
View Article廃棄グリセロールからDHAと水素の生産に成功 地球上に豊富に存在する安価な酸化銅を触媒に採用
要点 東工大のラマン分光技術と台湾科技大の触媒反応技術を組み合わせて実現 触媒表面における化学反応メカニズムを解明、最適な反応条件を見つけ出す 廃棄物の資源化、水素の産生により持続可能な社会構築に向け大きな貢献 概要 東京工業大学 物質理工学院 材料系の林智広准教授らは台湾国立科学技術大学のジア-イン チャン准教授(Prof. Chia-Ying...
View ArticleAOTULE会議2019を開催 アジア・オセアニア12大学の教職員および学生計82名を招聘
東京工業大学が加盟するアジア・オセアニア工学系トップ大学リーグ(The Asia-Oceania Top University League on Engineering...
View Article東工大グローバル水素エネルギー研究ユニット 第5回公開シンポジウム InfoSyEnergy研究/教育コンソーシアム発足講演
東京工業大学のグローバル水素エネルギー研究ユニット(GHEU)は、将来の「水素社会」に向けて、水素の利用体系について総合的かつ技術的な検討を進め、産官学の連携の下、さまざまな活動を展開しています。 加えて、国内外の水素利用技術の現状と将来展望を関係者の間で共有するために、公開シンポジウムを1年に1回開催しています。 会場の様子...
View Articleリーダーシップ教育院登録式 第2期(11月登録)生9名を迎えて開催
東京工業大学リーダーシップ教育院(ToTAL)の第2期(11月登録)生の登録式およびオリエンテーションが12月2日、本学大岡山キャンパス本館で行われました。 登録生(前列)とリーダーシップ教育院の教員ら 祝辞を述べる益学長...
View Article本学教職員ら5名が第36回井上学術賞・井上研究奨励賞を受賞
東京工業大学の教職員4名および本学学位取得者1名が2019年12月12日、公益財団法人井上科学振興財団(以下、井上財団)の第36回井上学術賞・井上研究奨励賞を受賞しました。...
View Article胃切除術による腸内環境の変化を解明 胃切除後の合併疾患の克服へ
要点 腸内細菌は、胃切除を含む様々な治療と関連する可能性があることが知られていますが、治療による腸内環境への影響は詳細には明らかになっていませんでした。 本研究では、便検体を用いたメタゲノム解析およびメタボローム解析により、健常者と胃切除術を受けた患者を比較し、胃切除術後の患者に特徴的な腸内細菌叢やその機能、代謝物質の変化を明らかにしました。...
View Article高効率で安定な固体触媒「Y3Pd2」を活用 鈴木カップリング反応の高活性化と安定性を実現
要点 炭素―炭素の結合の形成反応に高い活性と安定性をもつ固体触媒を発見 触媒となる物質はY3Pd2という化合物で電子が陰イオンとして働く電子化物 優れた特性はイオン化しやすい電子と負の電荷をもったパラジウムに起因 概要 東京工業大学 元素戦略研究センター長の細野秀雄栄誉教授、同センターの叶天南(Tian-Nan...
View Articleサイクリング部サイクルサッカー班が全日本室内自転車競技選手権女子の部で優勝 世界初の女子部門で初代チャンピオンに輝く
自転車に乗って2人1チームでサッカーのようにゴールを狙う室内競技、サイクルサッカーの女子部門が、12月14、15日に開かれた全日本室内自転車競技選手権大会で初めて実施され、東京工業大学サイクリング部サイクルサッカー班が初優勝しました。優勝したのは、木澤佐椰茄さん(環境・社会理⼯学院 建築学系 学士課程4年)と藤戸木さん(理学院 物理学系 学士課程3年)のチーム「ウッドモック」です。...
View Article異なる架橋高分子材料を接着する新手法を開発 自己修復研究の技術を革新的接着に展開
要点 これまで困難だった架橋高分子の粉末を混合一体化する革新的手法を開発 可逆的に分子が組み換わる「動的共有結合」による架橋高分子の自己修復に関する独自の研究成果を異種架橋高分子の接着に展開 開発された接着方法は簡便であり、多くの高分子新素材開発への展開に期待 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View ArticleHisao & Hiroko Taki Plazaのフロアコンセプトを学生グループが考案 地下2階から地上2階へ成長する1本の木に
提供:隈研吾建築都市設計事務所 東京工業大学大岡山キャンパス正門付近に2020年冬、「Hisao & Hiroko Taki Plaza(ヒサオ・アンド・ヒロコ・タキ・プラザ 以下、Taki...
View Article若松英輔教授著『小林秀雄 美しい花』が第16回蓮如賞を受賞
授賞式の様子 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の若松英輔教授の著書『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋刊 2017年12月10日発行)が、第16回蓮如賞を受賞し、2019年12月9日に京都市山科区の東山浄苑東本願寺で授賞式が行われました。...
View Article「スライムの化学」を利用した第5のがん治療法 液体のりの主成分でホウ素中性子捕捉療法の効果を劇的に向上
要点 液体のりの主成分であるポリビニルアルコールを中性子捕捉療法用のホウ素化合物に加え、治療効果を大幅に向上。 マウスの皮下腫瘍に対する治療効果はほぼ根治に近いレベルを実現。 臨床応用を目指し、ステラファーマ株式会社の協力を得て研究を推進。 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院...
View Articleデラサール大学のロナルド・S・ガラルド氏が東工大フェロー第2号に
2019年12月6日、東京工業大学役員会において、本学フィリピンオフィスのアドバイザーを務めるロナルド・S・ガラルド氏(デラサール大学)に東京工業大学フェローの称号を授与することが決定しました。12月13日には、フィリピンオフィス長の西崎真也教授(本学学術国際情報センター)がフィリピンオフィスを訪れ、ガラルド氏に称号記が贈られました。 ガラルド氏(左)と西崎教授(右)...
View Article“幻の学園祭”工大祭2019を学園祭グランプリで紹介
2019年10月12、13日に予定されていた東京工業大学の学園祭「工大祭2019」は台風19号の影響で直前に中止されましたが、12月21日に行われた「学園祭グランプリ2019」の企画「“幻の学園祭”プレゼン」に工大祭実行委員会が出場し、準備していたプログラムを紹介しました。 学園祭グランプリで発表した工大祭実行委員会のメンバー...
View Article千葉明教授がIEEEニコラ・テスラ賞を受賞
東京工業大学 工学院 電気電子系の千葉明教授が、国際的な学会IEEE(アイ・トリプル・イー、Institute of Electrical and Electronics Engineering)の2020年ニコラ・テスラ賞(IEEE Nikola Tesla...
View Article社会人アカデミー 開催講座 Institutional Research論 第1期 2020年4月~7月 第2期 2020年9月~12月開催
大学IR(Institutional Research)は教学分野で遂行され、近年、多くの大学において大学の運営に関わるIRも求められるようになってきています。本講座では、IR実務者のスキルアップのために、IRの背景、基礎、応用を最先端のIR実務者による講義も含めた内容から学びます。 大学におけるIR実務に携わる皆様のご参加を、心よりお待ちしております。 日時 第1期 : 2020年4月11日 -...
View Article温室効果ガスを光照射で水素や化学原料に変換 高性能な光触媒を開発
要点 光照射のみでメタンの二酸化炭素改質反応を起こすことに成功 複合光触媒を開発し、従来の光触媒とは異なる反応機構を解明 地球温暖化ガスの有効利用策として期待 概要 東京工業大学 物質理工学院 材料系の庄司州作博士後期課程3年と宮内雅浩教授、物質・材料研究機構の阿部英樹主席研究員、高知工科大学の藤田武志教授、九州大学...
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