2019年12月6日、東京工業大学役員会において、本学フィリピンオフィスのアドバイザーを務めるロナルド・S・ガラルド氏(デラサール大学)に東京工業大学フェローの称号を授与することが決定しました。12月13日には、フィリピンオフィス長の西崎真也教授(本学学術国際情報センター)がフィリピンオフィスを訪れ、ガラルド氏に称号記が贈られました。
ガラルド氏は、フィリピン共和国の首都マニラにあるデラサール大学において、副総長補佐、副学長補佐、総長・学長室技術顧問といった要職を歴任してきました。2005年9月にデラサール大学内に本学フィリピンオフィスが設置されて以来、フィリピンオフィスの運営への協力、学生のためのインバウンドおよびアウトバウンド交流プログラムなど教育に係る支援、本学とフィリピンにおける研究交流の促進、本学卒業生を中心に構成されるフィリピン蔵前会(ATTARS)への活動支援など、多様な側面から本学の活動に貢献いただいています。
東京工業大学フェローの称号は、本学以外の機関を主な拠点として活躍している方のうち、学術上または教育上の功績において国際的に高い評価を受けており、かつ本学との交流を通じて本学の教育研究に功労がある方に対して授与するものです。ガラルド氏は、2019年10月に称号を授与された清華大学の邢新会(シン・シンホエイ、XING Xinhui)教授に続いて2人目の選出となります。
西崎教授は、ガラルド氏に称号記を贈るにあたり、これまでの功労に深く感謝を表すとともに、今後も「Team東工大」の一員として引き続き本学の教育研究へご協力いただき、本学とフィリピンの交流のさらなる発展に期待していることを伝えました。
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