東京工業大学は11月8日、高校生と受験生に東工大を知ってもらうため「高校生・受験生のための東京工業大学オープンキャンパスオンライン2020」を開催しました。
毎年、大学構内を開放し、高校生と受験生に大学の講義や研究室を体験してもらっています。例年であれば、参加者は直接、大岡山キャンパスを訪問しますが、今年は新型コロナウイルスの影響により、すべての企画をオンライン配信しました。
このような状況下でも高校生と受験生が東工大の魅力を感じられるよう、80以上のプログラムを用意し、1,700人以上の方から申し込みがありました。東工大オープンキャンパスの醍醐味である模擬講義や研究室公開では、各教員が工夫し、オンラインならでは利点も生かすよう試みました。その結果、ライブ研究室ツアーでは実験中の手元がアップで見えるなど、研究室の雰囲気のみならず、細部まで発信することができました。相談会企画ではテキストメッセージを使えば質問もできることから、活発な質疑応答が繰り広げられました。また、在学生による「相談会」や「座談会」も大盛況でした。東工大生とのやりとりは高校生・受験生にとって勉強へのモチベーションをあげる貴重な機会となったようです。
録画した一部のプログラムは、オープンキャンパス特設サイトで動画を順次公開します。全学説明会など一部の動画は、特設サイトでの公開に先立って東京工業大学公式YouTubeチャンネルで公開しています。日程の都合やプログラムスケジュールにより参加できなかった企画についても、動画で当日の模様をお楽しみいただけます。
また、同時開催した保護者向けの説明会には、600名以上の申し込みがありました。申し込み段階から質問が集まり、また当日も参加者から熱心な質問が寄せらせ、コロナ禍でも東工大を知っていただく機会のひとつとなりました。
来年度も、東工大を身近に感じられるような企画を用意します。どうぞご期待ください。