東京工業大学リーダーシップ教育院(ToTAL)の第4期(2021年6月登録)生の登録式およびオリエンテーションが6月17日に行われました。今回は、新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で、初めて対面とオンラインでのハイフレックス形式で行いました。第4期に登録した学生は18名です。
リーダーシップ教育院は、卓越した専門性に加え、変化の激しい時代に、グローバルシチズンとして自他を活かして新たな価値を創出するリーダーシップを備えた人材の育成をミッションとして2018年4月に設立された、リーダーシップエクセレンス教育を提供する、大学院修士課程・博士後期課程一貫(最長5年間)の教育プログラムです。
益一哉学長は祝辞の中で、本学が専門性に加えて、リーダーシップを兼ね備えた人材の育成に重点を置きながら教育研究を推進していることに触れ、リーダーシップ教育院の4期生として新たに挑戦する登録生を激励しました。またリーダーシップ教育院が、博士課程教育リーディングプログラムで培った経験を生かして設立され、リベラルアーツ研究教育院の多様な専門とバックグラウンドを持った多彩な教員が所属するプログラムであることが説明されました。最後に、「コロナ禍において研究やそのほかの活動、また、新しい仲間とのコミュニケーションを取るのが困難な環境において、オンラインでのコミュニケーションと対面でのコミュニケーションを上手く使い分け、このリーダーシップ教育院において、主体的に学びに励んでほしい」との話がありました。
益学長の祝辞に続き、水本哲弥理事・副学長(教育担当)ならびに佐藤勲理事・副学長(企画担当)からの挨拶と、井村順一リーダーシップ教育院長からリーダーシップ教育院教員の紹介がありました。最後に、登録生が、自己紹介とリーダーシップ教育院における抱負などを語りました。
登録式に先駆けて行われたオリエンテーションでは、登録生と教員がそれぞれ2つのグループに分かれました。
各グループで、学生が所属する学院の系・コースにおける専門教育に加えて受講する、「社会課題の認知」「グローバルコミュニケーション」「リーダーシップ・フォロワーシップ養成、合意形成」「オフキャンパスプロジェクト(3ヵ月程度)」「幅広い教養」といったリーダーシップ教育院が提供するカリキュラムなどについて、教員から登録生へ説明がありました。
異なる専門分野、文化的背景をもつ仲間と切磋琢磨する中で、志を立て成長してゆく学生達の今後の活躍にご期待下さい。
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