東京工業大学リーダーシップ教育院(ToTAL)は、第4期生(12月登録)11名の登録式およびオリエンテーションを12月9日に行いました。6月に実施した前回同様、新型コロナウィルス感染防止対策を講じた上で、Taki Plazaでの対面とオンラインとのハイフレックス形式で執り行われました。リーダーシップ教育院は、卓越した専門性に加え、変化の激しい時代に、グローバルシチズンとして自他を活かして新たな価値を創出するリーダーシップを備えた人材の育成をミッションとした、修士課程・博士後期課程一貫の教育プログラムです。
益一哉学長は祝辞の中で、これからToTALで新しいことにチャレンジする登録生の勇気に対し敬意を表しました。また、卒業生より、本学で学んだことの良かった点について、最先端の研究だけでなく、英語力、コミュニケーション力が向上したという声が多くあがっていることに触れました。今後、自身の専門力の向上だけでなく、ToTALで広い視野を養い、それらの力を身につけて欲しい、と話しました。さらに、本学が、専門力に加えて、リーダーシップを兼ね備えた人材の育成に重点を置き、教育研究を推進していることについても触れ、ToTALの4期生として自信を持って、様々なことにチャレンジをして欲しい、と登録生を激励しました。
益学長の祝辞に続き、水本哲弥理事・副学長(教育担当)があいさつをし、井村順一リーダーシップ教育院長・執行役・副学長(教育運営担当)がリーダーシップ教育院教員を紹介しました。最後に、登録生が、自己紹介とリーダーシップ教育院における抱負を述べ、佐藤勲理事・副学長(企画担当)からのあいさつで登録式が締めくくられました。
登録式に先駆けて行われたToTALのオリエンテーションでは、学生が所属する学院の系・コースにおける専門教育に加えて、リーダーシップ教育院が提供するカリキュラムの「社会課題の認知」「グローバルコミュニケーション」「リーダーシップ・フォロワーシップ養成、合意形成」「オフキャンパスプロジェクト(3ヵ月程度)」「幅広い教養」などについて、教員から説明がありました。
登録生たちが、異なる専門分野、文化的背景をもつ仲間と切磋琢磨する中で、志を立て成長し活躍する今後に期待します。
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