東京工業大学は3月28日、大岡山キャンパス体育館にて、令和3(2021)年度学位記授与式を執り行いました。
学士課程は10時30分から、大学院課程は13時30分および15時30分からの2回に分けて挙行し、卒業生約900名、修了生約1,270名、および学長、理事・副学長、部局長、監事、来賓が出席しました。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ご家族等のご出席はご遠慮いただいたことから、式典の模様をYouTube本学公式チャンネルにてライブ配信しました。また、同日の12時より、ご家族等に向けたウェビナーを別途開催し、参加者からの質問などに学長が直接答えました。
今年度は、学士課程では1,089名(うち留学生52名)が卒業し、大学院課程では修士課程1,574名(うち留学生185名)、専門職学位課程26名(うち留学生2名)、博士後期課程178名(うち留学生53名)の計1,778名が修了し、総計2,867名(うち留学生292名)の卒業生・修了生を送りました。
益一哉学長は英語で式辞を述べ、学士課程の卒業生と大学院課程の修了生、またご家族へのお祝いの言葉とともに、門出のメッセージを贈りました。益学長は、本学同窓生の濱田庄司、河井寛次郎の活躍を例に挙げ、広い視野と新しい考えを受け入れる開かれた姿勢、そして目標達成への強い意志は、国や時代を超えた重要な成果を導くことにつながると卒業生・修了生に呼びかけました。そして、より良い未来を創造するため、自分自身の進む道を追求し続けてほしいと、期待を寄せました。
次に、本学同窓会「一般社団法人蔵前工業会」の井戸清人理事長(昭和48年理学部数学科卒)が来賓として祝辞を述べました。
来賓祝辞に続き、各系・各コースの代表者に益学長から学位記が授与されました。また、学士課程では学生の勉強意欲の向上を図ることを目的として学業成績が優秀な学生(各系1名)を顕彰する令和3年度東京工業大学優秀学生賞の表彰も行われました。
最後に、卒業生を代表して工学院 経営工学系の浅田丈瑠さん(学士課程卒業)、修了生を代表して生命理工学院 生命理工学系の浅輪泰允さん(博士後期課程修了)、環境・社会理工学院社会・人間科学系の加藤有紀子(博士後期課程修了)さんが謝辞を述べました。
卒業生、修了生のみなさん並びにご家族のみなさまのご健康とご活躍を心よりお祈りします。
なお、益学長が述べた式辞は下記のページからご覧いただけます。