令和3(2021)年度 東京工業大学学位記授与式挙行 学士課程1,089名、大学院修士課程1,574名、専門職学位課程26名、博士後期課程178名が卒業・修了
東京工業大学は3月28日、大岡山キャンパス体育館にて、令和3(2021)年度学位記授与式を執り行いました。 学士課程は10時30分から、大学院課程は13時30分および15時30分からの2回に分けて挙行し、卒業生約900名、修了生約1,270名、および学長、理事・副学長、部局長、監事、来賓が出席しました。...
View Article大学TOPが語る 東工大の成長戦略・共創戦略 ―資金調達の多様化に向けて―を開催
東京工業大学は、本学初となる統合報告書を2021年11月に発刊しました。この統合報告書は、「世界最高峰の理工系総合大学」の実現を目指す本学が、社会と対話しながら改革を進めていくことを目的として作成されました。3月9日、発刊された統合報告書に示された成長戦略・共創戦略を益一哉学長自ら説明し、幅広いステークホルダーからご意見を頂く機会として本説明会を実施しました。...
View Articleがん抑制タンパク質がDNAから解離する過程を可視化 がん化に関係するアミノ酸変異との関係を解明
要点 がん抑制タンパク質p53がDNAから解離する過程をシミュレーションで可視化 p53とDNAの結合親和性を正確に計算することに成功 相互作用を安定化するアミノ酸とがん細胞において変異がよくみられるアミノ酸との関係を解明 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View Article益一哉学長 再任のごあいさつ
4月1日、東京工業大学の学長に益一哉(ます かずや)が再任しました。任期は2024年3月31日までの2年間です。 再任にあたり、益学長からのメッセージをご紹介します。 学長 益一哉 2022年4月から2年間、引き続き東京工業大学の学長を務めます。 4年前に学長に就任して以来、本学構成員との対話を積み重ねながら、大学経営、教育・研究環境システムの強化に取り組んでまいりました。...
View Article単一分子を与える究極の[2+2+2]付加環化反応を開発 確率1/300を狙い撃ち!たった1種を精密合成
要点 カチオン性ロジウム触媒へのエナミド分子の配位性の高さを生かして、300種類以上の想定分子から1種類のみを精密合成できる[2+2+2]付加環化反応を開発 医薬・農薬・機能性材料へ応用が期待される50以上の含窒素シクロヘキサジエンを合成 反応メカニズムを計算化学的シミュレーションによって解明 概要 東京工業大学 物質理工学院 応用化学系の藤井航平大学院生、永島佑貴助教、田中健教授と、東京大学...
View Article星野歩子准教授と雨宮智宏助教が2021年度「東工大の星」支援【STAR】に決定
東京工業大学は、2021年度(第9回)「東工大の星」支援【STAR】(Support for Tokyo Tech Advanced Researchers)の採択者に、生命理工学院 生命理工学系 星野歩子准教授と科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 雨宮智宏助教の2名を学長および研究・産学連携本部長の協議により選考し、3月7日に発表しました。...
View Article2021年度リーディング大学院・リーダーシップ教育院合同修了式を開催
東京工業大学は、2021年度リーディング大学院・リーダーシップ教育院の合同修了式を3月28日、大岡山キャンパスのTaki...
View Article多成分調合型の嗅覚ディスプレイを用い、多様な香りを再現 「要素臭」を霧化・調合し、より扱いやすい形で再現可能に
要点 複数の「要素臭」を比率を変えて調合することにより、多様な香りを再現 嗅覚ディスプレイで調合・提示した香りの再現度を、官能検査で世界初実証 扱いやすい再現法で、嗅覚ICTの実現など香りのより広範な活用に期待 概要 東京工業大学...
View Article学生の想像力に刺激を与えた「音声編集・映像制作オンライン・ワークショップ」を開催
東京工業大学教育革新センター(CITL)内のオンライン教育開発室(OEDO)は、東工大生・教職員向けに音声編集と映像制作技術を習得するための2つのZoomを使用したオンライン・ワークショップを開催しました。 2月16日午後、映画・CMディレクターの大澤広暉氏をゲスト講師に迎え、4時間にわたり音声編集オンライン・ワークショップが開催されました。このワークショップは、アドビ・プレミア・プロ(Adobe...
View Article令和4年度 東京工業大学入学式挙行
東京工業大学は、4月4日大岡山キャンパス体育館にて、令和4年度入学式を執り行いました。 学士課程は10時30分から、大学院課程は13時30分および15時30分からの2回に分けて挙行し、学士課程約1,100名、大学院課程約1,100名の新入生、および学長、理事・副学長、監事、来賓が出席しました。...
View Article光と加熱で、金属と絶縁体を行ったり来たり 高性能な光応答イットリウム化合物薄膜を世界で初めて作製
要点 イットリウム酸水素化物のエピタキシャル薄膜に紫外光を照射すると、電気抵抗が7桁以上減少し、温度依存性が金属状態になることを発見(光誘起金属化) 紫外光照射と加熱により、絶縁体状態と金属状態の変換を繰り返す事に成功 電子状態計算により、光照射による金属化は薄膜内水素の局所状態変化による余剰電子に起因することを解明 概要 東京工業大学 物質理工学院 応用化学系の清水亮太准教授、小松遊矢...
View Article結晶の対称性を反映した新しい原理の超伝導整流現象を発見 エネルギー損失の極めて小さい電子回路の実現に向けた新たな可能性
要点 空間反転対称性[用語1]の破れた超伝導体において、磁場や磁性を必要としない新しい原理の整流特性[用語2]を発見。 整流特性が結晶構造を反映していることを実証するとともに、微視的機構を提案。 本研究成果が、空間反転対称性の破れた超伝導体における新機能を開拓すると同時に、エネルギー損失の極めて小さい電子回路の実現へ向けた新たな知見となることに期待。 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院...
View ArticleI型コラーゲン生合成過程の可視化に成功 教科書に修正を迫る成果、肝線維症など難治性疾患の治療法開発に期待
要点 不可能とされてきたI型コラーゲンの可視化に世界に先駆けて成功 定説とは異なるプロコラーゲンタンパク質の「細胞内」プロセシングを証明 肝線維症の原因である肝星細胞の活性化に伴うプロセシング変化を発見 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View Article学院長、研究教育院長、研究院長、就任あいさつ
4月1日付で就任した学院長、リベラルアーツ研究教育院長、科学技術創成研究院長からのあいさつをご紹介します。 理学院長 久世正弘...
View Article温度変化により断熱と放熱を自発的に制御する材料を開発 結晶構造の次元性変化により熱の伝導性をスイッチ
要点 温度変化により結晶構造が可逆的に転移する、セレン化スズ―セレン化鉛の固溶体を作製 低温での2次元構造から高温での3次元構造への転移により、熱伝導率が3倍に増加 低温で断熱し、高温で放熱する、新たな熱伝導制御材料の設計指針として期待 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所の片瀬貴義准教授、神谷利夫教授、同...
View Article松澤昭名誉教授がIEEEメダルオンライン授賞式に出席
2月22日、コロナ禍によりオンラインで開催された2022国際固体素子回路学会(ISSCC: International Solid-State Circuits Conference)の中で、IEEE(Institute of Electrical and Electronics...
View Article動画で見る東工大研究「高信頼直流送電システム~洋上風力発電の大規模導入に向けて」 再エネ風力発電で海底ケーブルの直流送電がカギとなる仕組み
東京工業大学は、環境、情報、電気、生命科学など、幅広い分野で最先端の研究に取り組み、研究内容を動画で紹介しています。テニュアトラック教員である工学院の佐野憲一朗助教は、海上で風力によって発電された電力を長距離の海底ケーブルを通して電力生産地から需要地へ安定供給するための直流送電システムを研究開発しています。研究の様子や洋上風力発電の可能性や課題をまとめた動画を公開しました。(再生時間約4分)...
View Articleトポロジカル絶縁体による磁性体の超高速磁化反転に成功 超高速スピン軌道トルク磁気抵抗メモリの実用化へ加速
要点 トポロジカル絶縁体によるスピン軌道トルク方式での超高速磁化反転を確認 ナノ秒レベルでの超高速磁化反転に必要な電流密度を劇的に低減 超高速スピン軌道トルク磁気抵抗メモリの開発加速に期待 概要 東京工業大学 工学院 電気電子系のファム・ナム・ハイ准教授、外国人特別研究員のNguyen Huynh Duy...
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