東京工業大学は、4月4日大岡山キャンパス体育館にて、令和4年度入学式を執り行いました。
学士課程は10時30分から、大学院課程は13時30分および15時30分からの2回に分けて挙行し、学士課程約1,100名、大学院課程約1,100名の新入生、および学長、理事・副学長、監事、来賓が出席しました。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ、感染予防の観点によりご家族等のご出席をご遠慮いただいたことから、式典の模様をYouTube本学公式チャンネルにてライブ配信しました。また、同日のお昼に、ご家族等に向けたウェビナーを別途開催し、参加者からの質問に学長が直接答えました。
2022年度の4月入学者数は、学士課程(編入等含む)1,151名(うち留学生45名)、大学院課程1,976名(修士課程1,682名(うち留学生215名)、専門職学位課程30名(うち留学生3名)、博士後期課程264名(うち留学生82名))の計3,127名(うち留学生345名)です。
冒頭、益一哉学長は、コロナ禍の困難な状況の中、入学や進学を果たした新入生とご家族に対してお祝いの言葉を述べました。東工大の研究者の間で1世紀以上続くアンモニア合成と触媒技術の研究について触れ、「東工大がさまざまな分野で培った長い研究の歴史は、社会への永続的な影響を生み出し、世界をより良い方向に変えたいという強い願望によって支えられてきました。過去の東工大の研究者の業績からインスピレーションを得て、興味のある分野を積極的に掘り下げてほしい。」と、力強く語りました。
続いて、本学同窓会「一般社団法人蔵前工業会」の井戸清人理事長(1973年理学部数学科卒)と鹿島建設株式会社の押味至一代表取締役会長(1974年工学部建築学科卒)が来賓の祝辞を述べました。
その後、学士課程新入生総代、物質理工学院の川上夏香さんと大学院課程新入生総代、理学院物理学系の荒井宣裕さん(博士後期課程)および物質理工学院 材料系の高橋希さん(博士後期課程)が答辞を述べ、これから始まる東工大生活での抱負を語りました。
新入生のみなさん、ようこそ東工大へ。ご入学おめでとうございます。
なお、益学長の式辞は下記のページからご覧いただけます。