本村真人教授にIEEEフェローの称号を授与
東京工業大学科学技術創成研究院の本村真人教授(AIコンピューティング研究ユニット主宰)が、電気電子工学と情報工学分野では世界最大で最も権威がある学会IEEE(Institute of Electrical and Electronics...
View Article藻類に窒素をより多く取り込ませる新しい機構を発見 低窒素環境での食糧増産にも期待
要点 窒素の取り込みを活性化する転写因子であるMYB1の働きが、窒素が豊富にある環境では抑制されてしまうメカニズムを解明。 このメカニズムを応用し、窒素が豊富に存在する環境でも、窒素を取り込む遺伝子群の発現を高いまま維持する藻類の作出にも成功。 藻類バイオマス生産の低コスト化やさらなる食糧増産などへの貢献に期待。 概要 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の周柏峰大学院生、科学技術創成研究院...
View Articleウクライナ情勢に関するメッセージ
昨今のウクライナでの事態を深く憂慮しています。東京工業大学を代表して、平和的な解決を強く望みます。 本学においては、関係する国や地域からの学生、教職員およびご家族に、今回の事態に伴うトラブルや不利益が生じないように必要な対応を行ってまいります。 東京工業大学長 益 一哉
View Articleセレン化スズ多結晶体の熱電変換性能を30倍に向上 高い電気伝導度と低い熱伝導率を両立
要点 セレン化スズ(SnSe)の多結晶体にテルル(Te)を添加し、熱電変換性能を30倍に向上 弱いSn—Te結合が形成されることで、Snが抜けて正孔の濃度が増加し、同時に熱伝導率が下がるという仕組みも、量子計算により解明 単純な合成プロセスによって、高い電気伝導度と低い熱伝導率を両立し、熱電材料の性能を大きく向上させ、脱炭素化に貢献する新技術として期待 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View Article「グローバル理工人育成コース 2017-2020 成果報告書」を発行 東工大の国際教育の最前線としての取り組みを紹介
東京工業大学は「科学・技術の力で世界に貢献する人材」を育成することを目的とした教育プログラム「グローバル理工人育成コース」を、文部科学省の支援により2013年度に開設しました。現在、学士課程・修士課程を合わせて約2,200名の学生が所属しています。...
View Article高校生向け講習会「データサイエンス素粒子原子核(DSPN2021)」を開催
東京工業大学は高校生向け講習会「データサイエンス素粒子原子核(Data Science for Particle and Nuclear Physics 2021、DSPN2021)」を2021年10月から12月にかけて合計6回、オンラインにて開催しました。本講習会は、2020年に引き続き、東工大基金「理科教育振興支援(ものつくり人材の裾野拡大支援プロジェクト)」による支援のもと、理学院...
View Article遮蔽されても影ができない全方位のダイナミックプロジェクションマッピング 運動物体に対して複数台の高速プロジェクタで動的に協調投影
要点 複数台の高速プロジェクタを用いることで、遮蔽物による影を生じさせない広範囲へのダイナミックプロジェクションマッピングを実現 高速プロジェクタの台数が増えた場合にも、運動する物体に遅れなく投影可能な高速投影手法を設計 動的に変化する環境全体に投影できるため、エンターテインメントや作業支援などへの展開に期待 概要 東京工業大学 工学院...
View Article新型コロナウイルスの新薬開発につながる候補化合物を発見 免疫を妨げる酵素の構造と、阻害する物質を推定
要点 新型コロナウイルスの酵素Nsp15と結合し、その機能を阻害する可能性がある化合物を発見 Nsp15は新型コロナウイルスの感染を助けるため、Nsp15を阻害する化合物の発見は新薬開発に寄与する可能性 Nsp15とウイルスRNAが形成する分子複合体の立体構造の推定にも成功 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View Articleにほんご相談室がオンライン「ひなまつりパーティ!」を開催
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院は、にほんご相談室の特別イベントとして、2月17日に「ひなまつりパーティ!」をオンラインで行いました。にほんご相談室は、毎週2回の活動を通して留学生の日本語学習を支援しており、「ひなまつりパーティ!」には、東工大の学生、教職員計16名と、にほんご相談室のTA学生3名が参加しました。 「ひなまつりパーティ!」の参加者...
View Article星野歩子准教授が第18回日本学術振興会賞を受賞
生命理工学院 生命理工学系の星野歩子准教授が第18回(令和3(2021)年度)日本学術振興会賞を受賞しました。 日本学術振興会賞とは 日本の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させるために、創造性に富み優れた研究を進めている若手研究者を見い出し、早い段階から顕彰してその研究意欲を高め、独創的、先駆的な研究を支援することを目的に2004年に創設された賞です。...
View Article「女性活躍応援フォーラム」をオンラインにて開催
東京工業大学は、社会課題の1つである女性理工系人材の育成、裾野拡大を目的として「女性活躍応援フォーラム」を2月18日にオンラインにて開催しました。 東工大では、将来、社会を担う人材として、幅広いバックグラウンドを有する学生の"育成"に注力しています。その中でも特に女子学生・女性研究者を応援・育成するため「女性活躍応援基金」を設立しました。...
View Article初期地球におけるRNAとタンパク質の相互作用を実験室で再現 40億年以上前から存在するタンパク質がアミノ酸の種類を変化させながら脈々と進化してきた可能性を示唆
要点 初期地球に存在していたであろう10種類のアミノ酸だけから成る原始タンパク質とRNAとの相互作用について網羅的に検討 実験及び分子動力学計算により、原始タンパク質は2価の金属イオン(Mgなど)を介してRNAと相互作用することを初めて証明 現在の生命が持つ翻訳系に関わる巨大な分子が、40億年前からタンパク質-RNA相互作用を維持する形で進化・発展した可能性を示唆 概要 東京工業大学...
View Article「アートが媒介する多文化理解」の成果発表会を開催 問いかけと対話を作品に込めて
東京工業大学は、1月28日に第4クォータ開講科目「アートが媒介する多文化理解 (Multicultural Understanding Through...
View Article蛹期に備えて幼虫脂肪体のオートファジーは抑制される
要点 オートファジーによる任意のタンパク質の分解を生細胞で解析できる新たなシステムを開発 ショウジョウバエの幼虫の最終期には、哺乳動物の肝臓と脂肪組織にあたる脂肪体で、タンパク質などの分解を担うリソソームの機能が低下することを発見 多様な疾患の分子標的となりうるオートファジー・リソソーム機能の調節メカニズムの理解へ向け、新たな知見を提供することに期待...
View Article特定基金「スタートアップ支援基金」を設置 起業を志す教員・学生を支援、研究成果の社会実装を加速
東京工業大学は、大学の研究成果を社会実装すべく起業を志す教員・学生を支援するために、特定基金「スタートアップ支援基金」を2月3日に設置しました。 スタートアップ支援基金は企業等からの寄付を基金として、主として下記の活動を支援します。 1. 研究成果を事業化するための支援プログラム(GAPファンドプログラム) 2. 起業への興味喚起、起業人材の育成のための活動 3. ネットワーキングのための活動...
View Article2021年度「異分野融合研究支援」2チームに支援決定 既存の研究分野にとらわれない異分野融合を推進する共同研究
東京工業大学は、2021年度の「異分野融合研究支援」に2つの研究チームを選びました。...
View Article東京工業大学が3大学共同顕彰にて第15回「でんきの礎(いしずえ)」を受賞
東京工業大学は、長岡技術科学大学、リオデジャネイロ国立大学と共に、一般社団法人電気学会の第15回電気技術顕彰「でんきの礎(いしずえ)」を受賞しました。顕彰名称は「三相回路の瞬時無効電力理論とその波及」です。 トロフィーおよび青銅プレート(大岡山キャンパス本館1階の展示ケースにて3月25日から展示)...
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