東京工業大学リーダーシップ教育院(ToTAL)は、第5期生(6月登録)12名の登録式およびオリエンテーションを6月8日に、Taki Plazaのワークショップルームにて、対面とオンラインのハイフレックス形式で開催しました。
リーダーシップ教育院は卓越した専門性に加え、変化の激しい時代に、グローバルシチズンとして自他を活かし、新たな価値を創出するリーダーシップを備えた人材の育成をミッションとして2018年4月に設立されました。この教育プログラムは、大学院修士課程・博士後期課程一貫(最長5年間)のリーダーシップエクセレンス教育を提供します。
益一哉学長は祝辞の中で、ToTALの第5期生として新しいことにチャレンジする登録生を誇りに思うと述べました。また、2050年のカーボンニュートラルに向けて、世界の産業構造が変わっていくであろうと説明し、本学において、日本だけでなく、社会全体の大きな産業変化に対応するために学んでいるということを認識してほしいと話しました。変化の激しい社会の中で、世界を変えようとするリーダーシップを持った人材は、世界が期待する人材であることを念頭において、ToTALでの学びに励んで欲しいと登録生を激励しました。
続いて、井村順一理事・副学長(教育担当)が祝辞として、リーダーシップ教育院で学生に育んでもらいたいと考える「リーダーシップのタネ」について話をしました。次に、秋山泰リーダーシップ教育院長より、あいさつおよびリーダーシップ教育院教員の紹介がありました。最後に、登録生が、自己紹介とリーダーシップ教育院における抱負などを語り、佐藤勲理事・副学長(企画担当)のあいさつで登録式を締めくくりました。
登録式に先駆けて行われたオリエンテーションでは、学生が所属する学院の系・コースにおける専門教育に加えて受講する「社会課題の認知」「グローバルコミュニケーション」「リーダーシップ・フォロワーシップ養成、合意形成」「オフキャンパスプロジェクト(3ヵ月程度)」「幅広い教養」などのリーダーシップ教育院が提供するカリキュラムや学修計画などについて、教員が説明をしました。
異なる専門分野、文化的背景をもつ仲間と切磋琢磨する中で、志を立て成長してゆく学生達の今後の活躍にご期待下さい。
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